根尾川と「上長瀬やな 和亭」で味わう、清流の恵みと物語
はじめに:根尾川のほとりからこんにちは 🫧
岐阜県揖斐川町・根尾川のほとりにある「上長瀬やな 和亭(なごみてい)」です😊 当店は、清流・根尾川の恵みを生かした鮎料理と、日本に古くから伝わる「やな漁」の文化を大切にしながら営業しています。
「やな漁って聞いたことはあるけれど、実際にはどんな漁法なの?」 「なんとなく”昔ながらの方法”というイメージはあるけれど、仕組みや歴史はよく知らないかも…」
そんなお客様の声を受けて、この記事では、やな漁の歴史や仕組み、そして根尾川にある当店ならではの楽しみ方を、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます✨
難しい専門用語はかみ砕いてご説明しながら、ところどころに当店のエピソードも交えますので、「やなって何?」という初心者の方でも、読み終わるころには「一度行ってみたい!」と思っていただけるはずです🐟
やな漁とは?竹だけで作る”天然の魚取り機” 🐟
まずは、「そもそもやな漁って何?」というところから、ゆっくりご紹介します。
やな漁とは、川の流れを利用して魚を獲る、日本の伝統的な漁法です。 川の中に竹などで作った”すのこ”のような仕掛け(これを「やな」と呼びます)を斜めに設置し、上流から流れてきたり、遡上してくる魚を、自然な流れのまま受け止める仕組みです。
イメージとしては、こんな感じです👇
- 川の流れの一部をせき止めるように、竹を組んでいく
- 川底から水面近くまで、すのこのような床を作る
- その床を伝ってきた鮎が、行き場を失って、やなの先端に集まる
- 集まった鮎を、タモ網などで一気にすくい上げる
魚にとっても「流れに身を任せて泳いでいたら、いつの間にかやなに到着していた」という、とてもシンプルな仕組みなんです😊
🌊 “動かない漁”だからこそ生まれる魅力
現代の漁法の多くは、人が船を出して魚を追いかけたり、網を投げたりと「人が動いて魚を獲りに行く」スタイルが主流です。 一方、やな漁は川の流れそのものを味方につけ、「魚が来てくれるのを待つ漁法」と言えるかもしれません。
この”動かない漁”だからこそ、こんな魅力があります。
- 川の流れや魚の習性を、長い年月かけて見極めてきた 「知恵」の結晶 であること
- 生け簀(いけす)のように、やなに集まった鮎を 生きたまま確保 できること
- 必要以上に魚を獲りすぎず、自然と共存しやすい 漁法であること
まさに自然と共に生きる昔ながらの知恵が詰まった漁法です🐟
やな漁の歴史:1000年以上続く、日本の川と人の物語 📜
やな漁の歴史はとても古く、日本では少なくとも平安時代にはすでに行われていたとされています。 「1000年以上の歴史がある」と言われるのは、この頃の文献や記録の中に、やなに関する記述が出てくるからです。
🏞️ 平安時代から続く”川の恵みの受け皿”
当時の人々にとって、川は生活の中心でした。
- 飲み水や生活用水
- 田んぼを潤す水
- 物資を運ぶ道
- そして魚という大切なたんぱく源
その中でやなは、「川からの恵みを効率よく、しかも長く受け取り続けるための仕組み」として機能してきました。 現代でいうと、ちょっと大袈裟かもしれませんが、川辺の”簡易な漁業施設”のような存在です。
何世代にもわたって受け継がれてきた技術と知恵が、いまの私たちの「やな体験」にもつながっているのだと思うと、やなに立つたびに背筋が伸びる思いがします。
🌿 地域ごとに少しずつ違う”やなのかたち”
一口に「やな」と言っても、日本各地で形や設置方法は少しずつ異なります。
- 川幅が広いところ
- 流れが急なところ
- 山あいの細い川
それぞれの川の個性に合わせて、地元の人たちが工夫を重ねてきました。 根尾川のような清流では、鮎の遡上ルートを見極めながら、「この角度なら魚がスムーズに上がってくる」「この位置なら流木に壊されにくい」といった経験が蓄積されています。
実際に、当店のやなも、年ごとに川の流れが微妙に変わるため、設置の位置や角度を少しずつ調整しながら組み上げています。 「今年はここまで水位が上がりそうだな」「この石の形は去年と違うな」と、毎年、川と対話しながらの作業です😊
根尾川の「やな」が特別な理由 🌊 清流が育む鮎と景色
岐阜県揖斐川町を流れる根尾川は、「清流の女王」と呼ばれる鮎が育つ川として知られています。 鮎はきれいな水と豊かな川底の石がなければ育たない、とてもデリケートな魚です。
🐟 鮎が教えてくれる”川の健康診断”
鮎は川底の石についた藻(も)を食べて成長します。 そのため、川の水が濁っていたり、汚れていたりすると、藻自体が育たず、鮎も元気に大きくなれません。
根尾川に鮎が棲んでいること自体が、この川の水がいかに美しいかを物語っています。
お客様の中には、やなから川面を眺めながら 「本当に水が透き通っているね」 「底の石まで見える川なんて、久しぶりに見たかも」 と驚かれる方も多いです。
✨ 川の音・風・光ごと味わう「やな体験」
根尾川のやなに立っていると、五感が自然に開いていくのを感じます。
- 🎵 足元を流れる水の音
- 🍃 川面を渡る風
- ☀️ 水しぶきに反射する光
- 🐦 遠くで聞こえる鳥の声
ただ鮎を獲るための場所ではなく、「川の時間の流れ」を身体全体で感じていただけるのが、根尾川のやなの魅力です。
小さなお子さまと一緒にやなを見に来られたご家族が、 「テレビゲームより、こっちの方がずっと楽しいね!」 と笑いながら、鮎が跳ねる様子を食い入るように見つめている姿を見ると、私たちスタッフも嬉しくなります😊
やな漁と鮎料理:とれたてをその場で味わう贅沢体験 🍽️
やな漁のもう一つの魅力は、「とれた鮎を、その場で味わえる」という点です。 特に当店「上長瀬やな 和亭」では、鮮魚のプロが選ぶ鮎を、炭火焼きやコース料理で楽しんでいただけます。
🐟 魚屋一筋30年の目利きが選ぶ鮎
当店の店主は、魚屋一筋30年以上の経験を持つ”目利きのプロ”です。 鮎は見た目が似ていても、
- 身の締まり方
- うろこの状態
- 肌のつや
- 仕入れのタイミング
などによって、味や香りが大きく変わります。
ある日、常連のお客様がこんなことをおっしゃいました。 「ここの鮎は、正直、よそと全然違う。ふだん鮎はあまり頼まないんだけど、ここに来るとつい追加したくなっちゃうんだよね」
その言葉をいただいたとき、「やな」と「目利き」の両方が生きているんだなぁと、スタッフ一同、とても励まされました😊
🔥 炭火焼きで引き出す”香魚”の魅力
やな漁で獲れる代表的な魚である鮎は、「香魚(こうぎょ)」と書かれるほど、香りのよさが特徴です。 その香りを最大限に引き出すのが、炭火焼きです。
遠赤外線の効果で、実際に目の前で鮎が焼けていく様子を見ていただくと、理屈抜きでその違いを感じていただけると思います🔥
- 外側はパリッと香ばしく
- 中はふっくらジューシー
- 一口かじると、川の香りがふわっと広がる
「頭からしっぽまで丸ごと食べられる」鮎ならではの楽しみ方も、やな漁とセットで体験していただきたいポイントです。
やな漁は”持続可能な漁法”?自然と共に生きる知恵 🌿
近年、「サステナブル」「SDGs」といった言葉を耳にする機会が増えましたが、やな漁は、昔から自然と向き合いながら続けられてきた、ある意味とても”エコ”な漁法です。
🐟 必要以上に獲りすぎない、川と相談する漁
やな漁は、仕掛けを作ってしまえば、あとは川に”ゆだねる”部分が大きい漁です。 魚群探知機を使って大量に魚を追い込むようなことはできませんし、川に魚が少ない年には、自然と獲れる量も減ります。
- 川の水位が高すぎる日には、やなを閉じたり
- 雨が続いて鮎の状態が良くないときには、無理に獲りに行かない
といった判断は、昔からの知恵です。
「川の機嫌が悪い日は、川を休ませる日」 店主がよく口にする言葉ですが、この感覚があるからこそ、何十年という単位で、同じ場所にやなをかけ続けることができるのだと思います。
🎋 竹という素材が持つやさしさ
やなを作る主な素材は「竹」です。 竹は成長がとても早く、適切に伐採して使うことで、森の手入れにもつながります。
- 竹林を整えることで、山の保水力を保つ
- 川への土砂の流出を防ぐ
- 結果として、川の水質を守る
といった、目には見えにくい良い循環も生まれます。
当店で扱うやなも、年ごとに組み直しを行いますが、壊れた竹は焚き火に使ったり、別の用途に再利用したりと、できるだけ無駄のない形で活用しています。 自然の素材を自然の中で生かす、そのシンプルさも、やな漁の魅力のひとつです😊
上長瀬やな 和亭で楽しむ「やな体験」ガイド 🎣
ここからは、実際に「上長瀬やな 和亭」でお楽しみいただける”やな体験”について、お店目線でご案内します。
⏰ どんな過ごし方ができるの?
やな体験とあわせて、こんな一日をお過ごしいただくお客様が多いです。
- 🌅 午前 ── やなの見学、川の様子を眺めながら写真撮影📸
- 🍽️ 昼 ── 炭火焼き鮎コースで、焼きたての鮎を堪能
- 🚗 食後 ── 川辺の散策や、周辺観光スポットへおでかけ
事前に周辺の観光情報もチェックしていただくと、より充実した一日を計画しやすいかと思います😊
💡 初めての方にも安心のポイント
「やなって、どこまで近づいて見ていいの?」 「子どもを連れて行っても大丈夫?」
そんな不安をお持ちの方もご安心ください。
- 危険な場所にはスタッフが声をかけます
- 小さなお子さま連れのご家族も多くご来店いただいています
- 施設内には座敷席・テーブル席をご用意し、ゆっくりお食事いただけます
写真やイラストを交えた解説記事もブログで公開していますので、スマートフォン片手に読みながら現地で楽しむ、というお客様もいらっしゃいます📱
やな漁のこれから:根尾川の恵みを未来へつなぐために 🌈
1000年以上続くやな漁も、時代とともに少しずつ形を変えています。 昔のように生活の中心が川だった時代とは違い、現代では「体験」や「観光」としてやなに触れる方がほとんどです。
だからこそ、私たち「上長瀬やな 和亭」は、ただ鮎を提供するだけでなく、「やな文化そのもの」を次の世代につないでいきたいと考えています。
👧🧒 子どもたちに伝えたい、”川と生きる”感覚
近年、学校や地域の行事で、子どもたちがやなを見学に来てくれる機会も増えてきました。
- 鮎の一生
- 川の水質と生き物の関係
- 竹や木の使い方
など、教科書だけでは実感しにくいことを、実際の川を前にしながらお話しすると、子どもたちの目がキラキラしていくのが分かります😊
これからも、学びと楽しさが両立する場として、根尾川のやなを守っていきたいと思っています。
✨ お客様の声が、私たちの原動力です
毎年シーズンの終わりには、お客様からいただいた感想やエピソードをご紹介しています。
- 「鮎が苦手だったのに、ここでは完食できました!」
- 「子どもが『また来たい!』と言ってくれた」
- 「やなを見ながら食べる鮎は、別物ですね」
こうした言葉ひとつひとつが、翌年のやなづくり、鮎の仕入れ、炭火の管理へのエネルギーになっています。
やな漁は、川と人、そしてお客様の笑顔がそろって初めて成り立つ文化です。 これからも、「やなっていいな」と思っていただける時間を、根尾川のほとりでお届けしていきます🐟🌊
コラム:やな漁シーズンの根尾川の一日 ⏳
最後に、やな漁シーズン中の根尾川での一日の流れを、少しだけ具体的にご紹介します。
朝、まだ空気がひんやりとしている時間帯。 スタッフはやなに向かい、その日の水位や流れを確認します。 前日の雨の影響で水かさが増えていないか、流木が引っかかっていないか、一つひとつ目で見て確かめていきます。
日が高くなってくると、川面がキラキラと輝き始めます。 この頃になると、お客様も少しずつ到着され、「おはようございます!」という声が、川の音に混じって聞こえてきます。
やなを眺めながら、 「本当にここで魚が獲れるんですか?」 と不思議そうに尋ねられる方も多いのですが、少し水位が上がる日には、鮎がピョンと跳ね上がる瞬間を間近で見ることもできます🐟
夕方が近づくと、川の表情は少し落ち着き、空の色もやわらかくなってきます。 炭火で焼かれた鮎の香りがふわっと漂う中、「また来年も来ますね」と手を振ってくださるお客様を見送るのは、私たちにとって何よりの喜びです。
やな漁の歴史は、こうした日常の積み重ねでもあります。 派手さはないかもしれませんが、川と人とが静かに寄り添い続けてきた時間が、今も根尾川の流れの中に生きているのだと思います🌿
おわりに:やな漁の歴史を、根尾川で”体感”しませんか? 😊
1000年以上の歴史を持つといわれるやな漁は、日本人が川と共に生きてきた証のひとつです。 竹で組んだシンプルな仕掛けに、長い年月をかけて培われた知恵と経験が詰まっています。
根尾川の「上長瀬やな 和亭」では、その伝統を背景にしながら、
- 🐟 清流が育んだ鮎の香りと味わい
- 🔥 炭火焼きの職人技
- 🌊 川の音と風を感じるひととき
を、ひとつの体験として楽しんでいただけるよう、日々準備を整えています。
もしこの記事を読んで、「やな漁を見てみたい」「一度、本物の鮎を味わってみたい」と感じていただけたなら、ぜひ根尾川のほとりまで足を運んでみてください。 スタッフ一同、心を込めておもてなしさせていただきます🐟✨

🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃
岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。
📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応
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