【上長瀬やな 和亭ブログ】炭火管理の職人技と心意気──極上鮎料理の舞台裏🎣🔥

はじめに:清流根尾川と鮎、そして「火」の物語✨

岐阜県揖斐川町の根尾川のほとりにある「上長瀬やな 和亭(なごみてい)」です!😊

今年もたくさんのお客様にご来店いただき、本当にありがとうございました。2025年度の営業も無事に終了し、来年2026年は7月1日から営業開始です!皆様のお越しを心よりお待ちしております🐟

当店自慢の「炭火焼鮎」は、ただ焼けばいいというものではありません。鮎を最高の状態で味わっていただくために、職人が毎日心を込めて炭火を管理しています。その裏側には、炭火の扱いに長けた「火の専門家」たちの知恵と経験、そして熱い心構えが息づいているんです🔥

今回は、普段なかなか語られない「最高の鮎料理が生まれる秘密」、そしてその技術と心意気についてブログ形式でたっぷりご紹介します。初心者の方でも分かりやすいよう、具体例や会話調もたくさん入れて解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

私たち和亭のスタッフ一同、根尾川の清流で育った新鮮な鮎を、最高の状態でお客様にお届けすることに誇りを持っています。その想いを、少しでも多くの方に知っていただけたら嬉しいです😊


炭火焼鮎コース人気の理由──私たちが炭火にこだわる本当の理由🔥

「なぜ炭火焼なのか?」とよくお客様から質問をいただきます。実は、私たちが炭火焼を選び続けるのには、とても大切な理由があるんです。その答えは「遠赤外線の魔法」にあります✨

炭火は、ガスや電気とはまったく違う特別な存在です。火の温度、周りの湿度、炭の種類や配置──これらすべてが鮎の旨みを引き出す重要な要素になっています。

【実際の会話】
お客様:「炭火焼って、なにがそんなに違うんですか?」
職人:「炭火は、食材の芯までふっくら・ジューシーに焼き上がります。遠赤外線が鮎の中まで熱を届けて、皮はパリッと香ばしく仕上がるんですよ!」

【専門用語解説】

  • 炭火焼:炭を直接使う焼き方。遠赤外線(目に見えない加熱光線)が食材の内部まで均一に熱を入れる調理法です。
  • 遠赤外線:炭火から発せられる波長の長い熱線のこと。食材の分子を震わせて、中心部までしっかり加熱します。

さらに、炭の持つ「余分な水分を吸い上げる作用」が、鮎の皮をパリパリに仕上げてくれるのも大きな特長なんです。ガスや電気で焼いた場合、どうしても水分が残ってベチャっとしてしまいがち。これが”私たち職人が炭火にこだわる理由”なのです。

実際に、炭火で焼いた鮎とガスで焼いた鮎を食べ比べていただいたお客様からは、「香りも食感もまったく違う!」「こんなに美味しい鮎は初めて」と驚きの声をいただいています。私たちスタッフも、毎日この炭火の力を実感しながら鮎を焼いています😊

炭火焼きの魅力は、香ばしさだけではありません。炭の持つ自然な熱が、鮎本来の甘みや旨みを引き出してくれるんです。これは何年も炭火と向き合ってきた私たちだからこそ、自信を持って言えることです🔥


火を操る職人たち──「火加減は命」の意味🔥

炭火焼鮎の命、それは何といっても「火加減」です。当店のベテラン職人たちは、炭の組み方から火起こし、火力調整まで、すべてを自分の目と手、そして長年培った感覚に頼って作業しています。

【エピソード】
ある日のこと、急な天候の変化で湿度がぐっと下がった時がありました。普段の炭の量で焼き始めたところ、鮎がすぐに焦げてしまう状態に…😰

そこで職人は、空気の流れと炭の高さを微調整しました。炭を少し低くして、空気の通り道を変えることで、火力を適切にコントロール。結果、完璧な焼き加減に仕上がり、お客様から「こんなに美味しい鮎は生まれて初めて食べました」と言ってもらえました😊

私たちが火の扱いで特に注目しているのは、炎の色や炭の鳴る音です。

  • 青白い炎:炭の温度が高い証拠。「強火」で皮目をしっかり焼きます
  • 橙色の炎:中温の状態。「中火」でじっくり中まで火を通します

焼き場では、職人同士が「今日は湿度が高いから、もう一段炭を入れよう」「風が強いから、少し位置を変えたほうがいいね」と声をかけ合う姿が日常的に見られます。これこそが「和亭」ならではのチームワークであり、こだわりなんです。

火加減の調整は、まさに職人の腕の見せ所です。同じ炭、同じ鮎でも、その日の天気や湿度、風向きによって焼き方を変えなければなりません。私たちは毎日、その微妙な違いを感じ取りながら、最高の一尾をお届けするために全力を尽くしています🔥


火の専門性と心構え──「炭火焼き三年、火加減一生」の真意🔥

焼き魚の世界には、昔から「串打ち三年、焼き一生」という言葉があります。串を打つ技術を習得するには三年かかり、それ以上に「火加減」は一生をかけても極めきれないほど繊細だという意味です。

私たちも、この言葉を日々実感しながら仕事をしています。

【エピソード】
和亭の職人Aさんは、入社当時「炭がよく分からない」と悩んでいました。先輩職人から「鮎の皮を耳で聞け」と教わり、最初は意味が分からなかったそうです😅

でも、パチパチ…という炭の音と、鮎が焼ける音の違いを何日も何日も聞き分けて修行を積んでいくうちに、ある日突然その違いが分かるようになったんです✨

ある時、「今日は少し火力が強すぎるかも」という微妙な違和感を感じ取り、炭を減らして火力を調整しました。結果、ふっくらとした身とパリッとした皮の最高の鮎が完成!お客様からも大絶賛をいただきました😊

火を扱うには「五感」すべてが必要です。

  • で炎の色を見る
  • で焼き音を聞く
  • で焼ける香りを嗅ぐ
  • で温度を感じる
  • で美味しさを想像する

このすべてを使いこなしながら、私たち職人は毎日「今日一番の鮎」をお客様にお届けしています。火加減は数値では測れません。だからこそ、職人の経験と感覚が何よりも大切になるんです。

時には失敗もあります。でも、その失敗から学び、次に活かす。そうやって毎日少しずつ成長していくことが、職人としての喜びでもあります🔥


鮎焼きに必要な道具と炭の選び方🔥🐟

鮎焼きに使われる道具は、見た目以上に奥が深いんです。串・火鉢・うちわ・職人特製トングなど、どれ一つとっても私たちのこだわりが詰まっています。

【道具へのこだわり】

  • :当店では鮎専用の細身の竹串を使用しています。しなりが良く、鮎の重みをしっかり支えながらも、焼く時に鮎を傷つけない絶妙なバランスなんです。
  • 火鉢や炭床:炭火は下からじっくり火を通すため、火鉢の形や大きさにもこだわりがあります。炭の高さ・配置で焼き上がりがまったく変わるんですよ。
  • :備長炭をはじめ、各種炭のブレンドも職人の腕の見せ所。「硬い炭」と「柔らかい炭」を使い分けることで、火持ちや温度を細かく調整しています。

炭の種類や使い方を間違えると、どんなに良い鮎でも味が台無しになってしまいます。だからこそ、私たちは炭選びにも妥協しません。

【会話例】
職人:「今日は風が強いから、炭は少し低めに組むよ」
お客様:「炭の高さまで考えているんですか?」
職人:「風向きと炭の組み方で、鮎の焼き色がまるで違うんですよ。これも長年の経験で分かってきたことなんです」

実際の現場では、毎日異なる条件に合わせて道具や炭を調整しています。同じやり方では、同じ美味しさは作れません。その日の天候、気温、湿度、風向き──すべてを考慮して、最適な方法を選んでいます。

また、炭の管理も重要です。湿気を吸わないように保管し、使う前には必ず状態をチェック。割れていないか、カビが生えていないか、しっかり確認してから使用します。こういった細かい気配りの積み重ねが、最高の鮎料理につながっているんです😊


炭火焼鮎の技術を守るための取り組み🔥

私たち和亭では、伝統の技術継承にも力を入れています。ベテラン職人の技術を次の世代へしっかり伝えていくことが、私たちの使命だと考えているからです。

若手職人は、大ベテランと一緒に焼き場に立ち、実際に火を操る経験を毎日積み重ねます。教科書では学べない「生きた技術」を、肌で感じながら習得していくんです。

【事例】
新人職人Bさんが初めて焼き場に立つ日のこと。まず炭の種類を一つひとつ覚え、次に火起こしのコツを学びました。先輩職人から毎回「焼き音はどう聞こえる?」「炭の匂いは今どんな感じ?」と細かく質問され、五感をフルに使って学んでいきます。

一人前になるまでには、数百回、数千回と「火」と向き合い、技術と心を磨いていきます。最初は失敗の連続でしたが、先輩職人の励ましとアドバイスで、少しずつ成長していく姿を見るのは、私たちにとっても大きな喜びです😊

また、当店では定期的に「焼き加減コンテスト」や、ミニ勉強会も実施しています。職人同士が切磋琢磨し、お互いの技術を高め合う場を設けているんです。

「最高の鮎料理」を守るために、技術も情報も常にアップデートしています。伝統を守ることと、新しいことにチャレンジすること。この両立が、和亭の強みだと自負しています🔥

若手職人たちは、「いつか自分も先輩のような職人になりたい」という夢を持って、毎日頑張っています。その姿を見ていると、私たちベテラン職人も「もっと良い技術を伝えなければ」と気持ちが引き締まります。世代を超えた絆が、和亭の財産なんです✨


「やな」体験と鮎料理を目で・耳で・舌で楽しむコツ🐟

鮎焼き体験は、「目で見る」「耳で聞く」「舌で味わう」という三拍子そろった楽しみ方ができるんです。ただ食べるだけではもったいない!ぜひ五感すべてで楽しんでいただきたいです😊

【体験の流れ】

  1. 鮎を串打ちし、炭火の上で丁寧に焼きます
  2. 焼かれる鮎の香ばしい香りが、ふわっと漂い始めます
  3. パチパチ…と炭の音、たまに鮎の脂がはじける「ジュッ」という音
  4. 焼き上がった鮎をほおばると、皮はパリパリ、身はふっくら✨

【会話例】
ご家族:「わぁ、こんなに音や香りを楽しめる焼き魚は初めてです!子どもたちも興味津々で見ています」
職人:「鮎が焼ける音も、うちのおいしさの一つなんですよ。炭火だからこその香りも楽しんでくださいね」

初心者の方でも、ご希望があれば「焼き音」「香り」の違いが分かる体験をご案内しています。職人が丁寧に説明しながら、鮎焼きの魅力をお伝えしますので、お気軽にお声がけください🔥

また、お子様連れのご家族にも大変喜ばれています。「火ってこんなに面白いんだ」「鮎ってこんなにいい匂いがするんだ」と、子どもたちが目を輝かせて見ている姿を見ると、私たちも嬉しくなります😊

鮎を焼く過程を間近で見ていただくことで、職人の技術や炭火の魅力をより深く感じていただけると思います。ぜひ、焼き場の近くでじっくり観察してみてください。きっと新しい発見があるはずです!


鮎にこだわる和亭ならではの「火と心」の物語🔥

私たちの鮎料理へのこだわりは、鮎そのものだけでなく、「火」への本気と誇りにも表れています。火は単なる調理道具ではなく、職人にとって「生き物」なんです。

毎日異なる条件の中で、最高の焼き加減を追求する。「昨日のやり方が今日必ず通用するとは限りません」──これが私たちの合言葉です。

技術だけでなく、心意気と責任感。「いま、この鮎を一番美味しく焼く」という使命を持って、私たちは毎日火を扱っています🔥

【エピソード】
名物職人Cさんは、10年以上焼き場を担当しているベテランです。「焼き加減に迷った時は、鮎の香りを信じろ」といつも話してくれます。

炭火の香りと鮎の香りが混ざる瞬間、その美味しさは頂点に達するのだそうです。長年の経験から生まれた言葉ですが、その奥深さに私たちも日々学ばされています😊

Cさんは「火との対話」という表現をよく使います。火は言葉を話しませんが、炎の色や音、香りで「今どういう状態か」を教えてくれる。それを読み取る力が、職人には必要だと言います。

私たちスタッフ全員が、Cさんの言葉を胸に刻み、毎日火と向き合っています。お客様に最高の鮎を届けたい。その一心で、私たちは今日も炭火と格闘しています🔥

また、火への敬意も忘れません。火は私たちに美味しい料理を作る力を与えてくれますが、同時に危険でもあります。だからこそ、常に真剣に、丁寧に扱う。この姿勢が、安全で美味しい料理につながっていると信じています✨


よくある質問と「火」を使った面白エピソード🔥

お客様からよくいただく質問と、私たち職人のエピソードをご紹介します!

【よくある質問】

Q:「鮎のうろこは取らないんですか?」
A:鮎のうろこは薄くて柔らかく、炭火で焼くとパリッと香ばしく、味のアクセントになります。そのため、基本的にうろこは取りません。これも炭火焼きならではの楽しみ方なんです😊

Q:「炭火で焼くと、身がぷりぷりになるのはなぜ?」
A:遠赤外線の効果で、中までふっくらジューシーに仕上がるからです。「表皮パリパリ、中身ふわふわ」は炭火焼きの証し。これがガスや電気では出せない、炭火の魅力なんです🔥

【職人エピソード】
雨の日は湿気が強くて、炭がなかなか点火しないことがあります。そんな時、職人たちがうちわ片手に汗だくで火を起こす姿は、まさに「やな」の日常風景です😅

「今日は火起こしに30分もかかった!」なんて日もありますが、それでも妥協せず、最高の火加減を目指します。お客様のために、どんな条件でも諦めない。それが私たちのプライドです。

また、お客様から「火をじっくり眺めているだけで癒される」「鮎を焼く職人さんがかっこいい!」との声もたくさんいただいています。そんな言葉をいただくと、「頑張ってよかった」と心から思います😊

炭火は、見ているだけでも不思議と心が落ち着くものです。炎のゆらぎ、炭の音、香り──すべてが私たちの大切な「おもてなし」の一部なんです✨


まとめ:火と鮎が描く、根尾川ならではの究極体験🔥

ここまで、「最高の鮎料理の裏側」にある、炭火管理の職人技と心構えをたっぷりとご紹介してきました。

根尾川の清流に囲まれた「上長瀬やな 和亭」で味わう鮎は、鮮度・焼き方・職人の心が一体となった”究極の香魚体験”です。私たちは、鮎と炭火、そしてお客様への感謝の気持ちを込めて、毎日一尾一尾を丁寧に焼いています。

来年の営業開始は2026年7月1日です!ぜひ一度、ご自身の目・耳・舌で「火と鮎」の物語を味わいにいらしてください😊

根尾川のせせらぎを聞きながら、炭火で焼いた鮎を頬張る。そんな贅沢な時間を、ぜひ和亭でお過ごしください。私たちスタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております🐟🔥

 

📅2026年度営業:7月1日開始予定


 


🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃

2025年度の営業は終了いたしました
今年もたくさんの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。
2026年度の営業は7月1日からとなります。来年もまたよろしくお願い致します😄


岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。

📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応

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