秋冬の根尾川で味わう静寂と美しさ🍂❄️ 2025年度営業終了のごあいさつと、営業期間外の根尾川の魅力

はじめに——心が洗われる秋冬の根尾川へようこそ🌊

こんにちは!岐阜県揖斐川町で鮎料理をご提供している「上長瀬やな 和亭(なごみてい)」です。当店は根尾川のほとりに佇む料亭として、毎年多くのお客様にご愛顧いただいております。

2025年の営業は無事に終了いたしました。今年も県内外から本当にたくさんのお客様にお越しいただき、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。川のせせらぎを聴きながらお食事を楽しんでいただけたこと、お客様の笑顔に出会えたことが、私たちの何よりの喜びでした。

来年は2026年7月1日より営業を再開する予定です。またあの鮎の香ばしい香りと、根尾川の清涼な空気の中で、皆様をお迎えできる日を心待ちにしております。

さて、営業が終了したこの時期になると、よくお客様から「冬の根尾川ってどうなんですか?」「営業期間外でも行く価値ありますか?」というご質問をいただきます。実は、秋冬の根尾川こそ知る人ぞ知る「心の休息地」なんです。

今回は、和亭のスタッフが実際に歩いて感じた秋冬の根尾川の魅力を、地元ならではの視点でたっぷりとご紹介します。散策コースや楽しみ方、そして実際のエピソードも交えながら、この季節だからこそ味わえる根尾川の美しさをお伝えしていきます。


秋の根尾川——色づく紅葉と川面のコントラストに心奪われる🍁

秋が深まってくると、根尾川の周辺は劇的に表情を変えます。川沿いに連なる木々が赤や黄色に染まり、その鮮やかな色彩が透明度の高い川面に映り込む光景は、まさに絵画のような美しさです。

当店の営業期間は例年11月上旬まで続きますが、営業終了後の晩秋こそが紅葉の見頃を迎えます。モミジやカエデ、ヤマザクラなどが織りなす赤と黄色のグラデーションは、まるで自然が描いた芸術作品のよう。特に午前中の柔らかな光が差し込む時間帯は、葉っぱの一枚一枚が輝いて見えるんです。

川のせせらぎをBGMに、秋の空気を胸いっぱい吸い込みながら歩く散策は格別です。お客様からは「心が浄化される」「都会の喧騒から解放される」といったご感想をよくいただきます。実際、私たちスタッフも営業終了後にこの景色を楽しむために川沿いを歩くことがあるんですよ。

【スタッフのエピソード】
去年の11月中旬、常連のお客様が営業期間外にわざわざ根尾川を訪れてくださいました。その方曰く「秋の終わりに根尾川沿いをぶらぶら歩くのが、一年で一番の楽しみなんです」とのこと。「人が少なくて、川の流れと鳥のさえずりだけが響く時間が、本当に心をリセットしてくれる贅沢なひととき」と目を輝かせてお話しくださいました。

その言葉を聞いて、私たちも改めて地元の自然の素晴らしさを実感しました。観光地として賑わう季節も良いけれど、静かな季節の根尾川には、また違った深い魅力があるんです。

秋の根尾川では、足元にも注目してみてください。落ち葉が積もってふかふかの天然のじゅうたんができあがります。カサカサと乾いた音を立てて歩くのも、秋ならではの楽しみ方。時折、リスやウサギの足跡を見つけることもあり、自然の営みを身近に感じることができます。

また、秋は空気が澄んでいるため、遠くの山並みまでくっきりと見渡せます。根尾川の上流方面を望むと、標高の高い山々がすでに冠雪していることもあり、紅葉と雪山のコラボレーションという贅沢な景色に出会えることもあるんですよ。


冬の根尾川——静寂と透明感が織りなす凛とした美しさ❄️

冬が本格的にやってくると、根尾川の景色はまた一変します。葉を落とした木々の間から柔らかな冬の陽光が差し込み、川の透明感が一層際立つようになります。

朝晩は特に冷え込みますが、そのぶん空気が澄み渡り、川の流れや川底の石までもがくっきりと見えるほど。この透明度の高さこそ、根尾川が鮎の名産地である理由の一つなんです。夏には鮎が群れをなして泳ぐ姿が見られますが、冬は水量も落ち着き、川の骨格とも言える岩や石の配置が美しく浮かび上がります。

冬の早朝は特におすすめです。川面から立ち上る湯気(川霧)が幻想的な景色を作り出し、まるで水墨画の中に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。私たちスタッフも、営業準備のために店に来る道すがら、この景色に何度も足を止めて見入ってしまうことがあります。

【冬の絶景ポイント】
冬晴れの日には、遠くに雪を抱いた能郷白山や冠山といった山々が望めます。白い山頂と青い空、そして清流のコントラストは息をのむ美しさ。地元の写真愛好家の方々も、この景色を求めて冬の根尾川を訪れるほどなんですよ。

冬の根尾川が「静寂」と表現される理由は、人が少ないからだけではありません。虫の音も鳥のさえずりも少なくなり、聞こえるのは川の流れる音だけ。この「音の静けさ」が、心を深く落ち着かせてくれるんです。

都会で暮らしていると、完全な静寂を体験することはほとんどありません。常に何かの音に囲まれて生活しています。でも冬の根尾川では、本当の意味での「静けさ」に出会えます。その静けさの中で聞こえる川の音は、まるで自然が奏でる音楽のよう。

霜が降りた朝の散策も格別です。草原が白く染まり、太陽が昇ると同時にキラキラと輝き始める光景は、まさに自然が見せてくれる魔法のような時間。足跡一つない霜の草原を歩くのは、少し申し訳ないような、でも特別な気持ちになります。


和亭周辺のおすすめ散策コース🚶‍♂️🌿

当店がある谷汲長瀬エリアは、自然散策にぴったりのスポットが点在しています。実際に私たちスタッフが歩いて確認したおすすめコースを3つご紹介します。

【コース1】根尾川沿い遊歩道でのんびり川景色を満喫

距離: 約1.5km(片道)
所要時間: ゆっくり歩いて30〜40分
難易度: ★☆☆☆☆(初心者向け)

和亭の建物を出て右手に進むと、根尾川の堤防沿いに整備された遊歩道があります。この道は比較的平坦で歩きやすく、川の流れを間近に感じながら散策できるのが魅力です。

秋には落ち葉がじゅうたんのように積もり、足元がふかふかに。冬は深い静寂の中で澄んだ空気を思い切り吸い込むことができます。道端には季節ごとの野花も咲くので、じっくり観察しながら歩くのも楽しいですよ。

スタッフのおすすめは、和亭の駐車場から堤防に上がって上流方向へ歩くルート。15分ほど歩くと小さな橋があり、そこから見る川の眺めが特に美しいんです。橋の上に立って、上流と下流の両方を眺めてみてください。川の流れる方向によって、まったく違う表情を見せてくれます。

この遊歩道は地元の方々の散歩コースとしても親しまれていて、朝夕には犬の散歩をする方やジョギングをする方の姿も見かけます。地元の方との軽い挨拶も、田舎ならではの温かさを感じられる瞬間です。

【コース2】谷汲山華厳寺まで歴史と自然を巡る散歩

距離: 約3km(片道)
所要時間: 片道1時間程度
難易度: ★★☆☆☆(少し坂道あり)

少し足を延ばして、西国三十三所霊場の第三十三番札所として有名な「谷汲山華厳寺(通称:谷汲さん)」まで歩くのもおすすめです。約1300年の歴史を持つこのお寺は、紅葉の名所としても知られています。

和亭から華厳寺までの道のりは、のどかな農道や小さな橋を渡りながら進みます。途中の風景は、まさに日本の原風景。田んぼや畑が広がり、遠くには山々が連なり、秋には柿の木に実がたわわに実っている様子も見られます。

この道中には写真映えするスポットもたくさん。特に小さな石橋から望む川と田園風景は、SNSに投稿したくなる美しさです。実際、当店のお客様の中にも、この風景を写真に収めて「まるで映画のワンシーンみたい」と喜んでくださる方がいらっしゃいました。

華厳寺に到着すると、長い参道が迎えてくれます。参道沿いには土産物店や食事処も並び、地元の特産品を購入することもできます。お寺の境内は紅葉の時期には特に美しく、多くの参拝客で賑わいますが、平日や早朝は比較的人が少なく、静かにお参りできます。

本堂まで続く石段は少し急ですが、その分、振り返った時の景色が素晴らしいんです。境内からは揖斐川町の町並みや遠くの山々まで一望でき、登ってきた達成感と共に絶景を楽しめます。

【コース3】隠れた絶景!根尾川サイドの雑木林プチ冒険

距離: 約800m(往復)
所要時間: 20〜30分
難易度: ★★★☆☆(自然道のため足元注意)

これは地元の子どもたちから教えてもらった、まさに「隠れスポット」です。和亭の駐車場から少し東側に進むと、ちょっとした雑木林へ続く小道があります。

この道は整備された遊歩道ではなく、自然のままの小径です。だからこそ、冒険心をくすぐる魅力があります。秋にはクリやドングリ拾いが楽しめ、お子様連れのご家族にもおすすめ。冬には動物の足跡を探しながら歩くと、野生動物の存在を身近に感じることができます。

雑木林を抜けると、川原に出られる場所があります。ここからの景色が本当に素晴らしいんです。川の流れを間近に感じられ、対岸の山々まで見渡せます。特に朝霧がかかった時の景色は幻想的で、まるで別世界に迷い込んだよう。

スタッフの中には、営業期間外にこの場所でホットコーヒーを飲みながら読書をするのが楽しみという者もいます。自然の中で過ごす静かな時間は、日々の疲れを癒してくれる特別なひとときです。

【安全上の注意】
このコースは自然道のため、雨上がりは滑りやすくなります。また、川原に降りる際は足元に十分注意してください。水辺に近づきすぎないよう、安全な場所から景色を楽しむことをおすすめします。


秋冬の味覚と自然散策の楽しみ方🍠🌰☕

和亭は鮎料理専門店として、夏から秋にかけての営業期間中は新鮮な鮎を使ったお料理をご提供していますが、営業期間外の秋冬の根尾川周辺にも、この季節ならではの楽しみ方がたくさんあります。

散策の途中、温かい飲み物を持参して、川辺のベンチで一息つくのは至福のひとときです。真冬の澄んだ空気の中で飲む熱々のコーヒーやお茶は、体だけでなく心まで温めてくれます。コンビニで買った缶コーヒーでも、この場所で飲めば特別な味になるんですよ。

根尾川一帯では、秋になると地元で収穫された柿やクリ、リンゴなどが道の駅や直売所に並びます。特に柿は揖斐川町の特産品の一つで、甘くて実の詰まった美味しい柿が手に入ります。散策の帰りに立ち寄って、お土産として購入するのもおすすめです。

冬になると、干し柿や鮎の甘露煮といった保存食も店頭に並びます。これらは地元の方々が昔から作り続けてきた伝統の味。特に鮎の甘露煮は、和亭でも営業期間中にご提供している人気商品の一つです。営業期間外でも、近隣の直売所で購入できる場合があるので、興味のある方は探してみてください。

【地元の味を楽しむポイント】
揖斐川町内には、いくつかの農産物直売所があります。新鮮な野菜や果物だけでなく、地元のお母さんたちが作った漬物や味噌なども販売されています。これらの商品は、大量生産品にはない温かみと味わい深さがあり、地元の食文化を知る良い機会になります。

また、散策中に地元の方と出会ったら、ぜひ気軽に声をかけてみてください。「この辺でおすすめの場所はありますか?」と聞けば、地元の人しか知らない穴場スポットを教えてくれることも。田舎の人々の温かさに触れるのも、旅の醍醐味の一つです。

【実際の会話例】
お客様:「最近のおすすめ散策スポットはありますか?」
スタッフ:「駐車場の横にある小道を降りていくと、川原に出られるんです。そこから見る景色は本当に格別ですよ。ただし、今の季節は寒いので、防寒対策をしっかりしてから行ってくださいね!」

このように、私たちスタッフも地元の魅力を知っていただくため、お客様との会話を大切にしています。営業期間中にお越しいただいた際は、ぜひ秋冬の楽しみ方についてもお気軽にお尋ねください。


静寂を味わう——人の少ない季節だからこその贅沢✨

春から秋の営業期間中、和亭の周辺は連日多くのお客様で賑わいます。週末や紅葉シーズンには駐車場が満車になることも珍しくありません。お客様の笑顔と活気に満ちた雰囲気は、私たちスタッフにとっても喜びそのものです。

しかし、営業後の晩秋から冬にかけての根尾川は、その賑わいが嘘のように静かになります。「秋の終わりから春先にかけては、静けさもまたごちそう」——これは地元の方々がよく口にする言葉です。

この「静けさ」という言葉には、単に音がしないという意味だけでなく、心が穏やかになる、思考がクリアになる、自分と向き合える時間が持てる、といった深い意味が込められています。実際に現地で体感してみないと、この感覚は本当には味わえないかもしれません。

冬の根尾川では、地元の方がランニングや犬の散歩に訪れるくらいで、観光客の姿はほとんど見かけません。まるで自分だけのプライベートリゾートのような、贅沢な時間を過ごすことができます。

【ある冬の朝の光景】
冬晴れの朝、川面から立ち上る湯気と、霜で白くなった草原。遠くで鳶(とび)が輪を描きながら飛んでいる姿。耳に届くのは川のせせらぎと、時折響く鳥の鳴き声だけ。こんな穏やかな光景は、都会では絶対に出会えません。

時間の流れがゆっくりと感じられる不思議な感覚。スマートフォンを見る必要も、何かに追われている感覚もない。ただ「今、ここ」にいることを味わえる。これこそが、冬の根尾川が与えてくれる最大の贈り物なのかもしれません。

私たちスタッフの中には、休日にわざわざ店の近くまで来て、この静寂を楽しむ者もいます。「働いている時は気づかなかったけれど、こんなに素晴らしい場所だったんだ」と、改めて地元の魅力を再発見する瞬間です。

この静けさは、心をリセットする力を持っています。仕事の悩み、人間関係のストレス、将来への不安——そんな様々な思いを抱えて訪れても、根尾川の静寂の中に身を置くと、不思議と心が軽くなっていきます。


写真と言葉で残す根尾川の記憶📸✍️

秋冬の根尾川は、自然に寄り添いながら自分のペースで時を過ごせる場所です。そして、その美しさを何かの形で残したくなる場所でもあります。

【写真撮影のすすめ】
スマートフォンのカメラで十分です。プロのような機材がなくても、根尾川の自然は美しく写真に収まってくれます。特におすすめの撮影ポイントは以下の通りです。

  • 早朝の川霧:冬の朝、川面から立ち上る霧は幻想的。午前7時から8時頃が狙い目です。
  • 夕暮れ時の川面:西日が川面に反射してキラキラ輝く瞬間は、まるで宝石のよう。
  • 霜の朝:草原に降りた霜が太陽の光でキラキラ光る様子は、冬の朝だけの特別な景色。
  • 雪化粧した対岸の山々:川を前景に、雪山を背景にした構図は絵葉書のような美しさ。

日によっては、早朝の川面にモヤがたちこめ、まるで水墨画のような世界が広がることもあります。夕暮れ時には、静まり返った河原で澄んだ空気の中、川音だけが心地よく響きます。

【俳句や短歌で残す】
写真だけでなく、感じたことを言葉にしてみるのもおすすめです。俳句や短歌のような定型詩でなくても、心に浮かんだ言葉をメモに残しておくと、後で見返した時に当時の感動が蘇ってきます。

例えば、こんな感じです:

  • 「冬の川 音だけが友 心澄む」
  • 「霜の朝 一歩一歩に 白い音」
  • 「川面から 立ち上る霧 別世界」

私たちスタッフも、営業期間外に家族で散策することがあります。その際、子どもたちが感じたことを絵日記に残したり、スマートフォンで撮った写真を家族で見返したりするのが楽しみなんです。「春になって川の表情が変わっていくのを見るのが楽しみ」と、季節の移り変わりを家族で共有しています。

根尾川の自然は、四季折々の表情を持っています。同じ場所でも、季節が違えばまったく違う景色に出会えます。だからこそ、訪れるたびに写真を撮ったり、感想を書き留めたりすることで、自分だけの「根尾川アルバム」を作っていくのも素敵ですね。


秋冬の根尾川散策で気をつけたいポイント🦺⚠️

美しい自然を安全に楽しむためには、いくつかの注意点を守ることが大切です。地元のスタッフとして、実体験に基づいたアドバイスをさせていただきます。

【防寒対策は万全に】

根尾川は山間部に位置しているため、平地よりも気温が低くなります。特に朝晩は冷え込みが厳しく、冬場は氷点下になることも珍しくありません。

必須の防寒アイテム:

  • 厚手のコートやダウンジャケット
  • 手袋(防水性があるとより良い)
  • マフラーやネックウォーマー
  • 帽子(耳まで隠れるタイプが理想)
  • カイロ(貼るタイプと手持ちタイプの両方)

「これくらいで大丈夫だろう」と薄着で来られて、寒さに震えながら帰られるお客様を何度も見てきました。少し大げさかな、と思うくらいの防寒対策がちょうど良いのです。

【足元の安全に注意】

秋は落ち葉が積もって滑りやすくなります。また、冬は霜や凍結により、さらに滑りやすい状態になります。

おすすめの靴:

  • 滑りにくいソールのスニーカーやトレッキングシューズ
  • 防水性のある靴(川沿いは湿気が多い)
  • かかとの低い安定した靴

特に雑木林の小径や川原へ降りる道は、自然のままの状態です。オシャレな靴よりも、安全で歩きやすい靴を選んでください。

【駐車スペースについて】

和亭には大きな駐車場がありますが、営業期間外は基本的に閉鎖しております。ただし、散策目的で短時間利用される場合は、事前にお問い合わせいただければ、可能な範囲で対応させていただきます。

冬季は積雪や路面凍結の可能性もあります。天候が悪い日や大雪の後は、無理をせず安全第一でお考えください。

【川遊びは厳禁】

夏の営業期間中は、当店の「やな場」で川に入る体験ができますが、冬場の川は水温が非常に低く、大変危険です。川へ近づきすぎることのないよう、橋や堤防の上から眺める散策をおすすめします。

特にお子様連れの方は、お子様から目を離さないようご注意ください。冬の川は流れが穏やかに見えても、水深があったり流れが速い場所があったりします。

【緊急時の連絡先を確認】

山間部のため、携帯電話の電波が弱い場所もあります。万が一の際に備えて、事前に周辺の医療機関や交番の場所を確認しておくと安心です。

また、一人での散策よりも、複数人で行動することをおすすめします。特に冬場は日没が早いため、時間に余裕を持った行動計画を立ててください。


地域の方々との温かい交流も魅力の一つ😊

根尾川周辺の散策では、自然の美しさだけでなく、地域の方々との温かい交流も楽しみの一つです。

早朝や夕方には、地元の方が散歩やジョギングをしている姿をよく見かけます。「こんにちは」と挨拶を交わすだけでも、心が温かくなります。都会では知らない人と挨拶することは少ないかもしれませんが、田舎ではこうした何気ない交流が日常的に行われています。

時には、地元の方から「どこから来たの?」「散策楽しんでる?」と声をかけられることも。そんな時は、ぜひ会話を楽しんでみてください。地元の人しか知らない穴場スポットや、おすすめの季節の見どころを教えてくれるかもしれません。

【実際にあった心温まるエピソード】
ある冬の日、和亭の近くで迷っている観光客の方がいらっしゃいました。近所のおばあちゃんが声をかけて、親切に道案内をしていたんです。その方は後日、わざわざお礼のお手紙を送ってくださり、「田舎の温かさに触れて、心が癒されました」と書いてくださっていました。

こうした人と人とのつながりも、根尾川周辺を訪れる楽しみの一つだと私たちは考えています。地域全体で、訪れる方々を温かく迎える雰囲気があるんです。


周辺の観光スポットと合わせて楽しむ🗺️

根尾川の散策と合わせて、周辺の観光スポットを巡るのもおすすめです。いくつかご紹介させていただきます。

【谷汲山華厳寺】

先ほどの散策コースでもご紹介した華厳寺は、西国三十三所の結願(けちがん)の寺として知られています。つまり、西国三十三所巡礼の最後のお寺なんです。そのため、全国から多くの参拝者が訪れます。

本堂や仁王門など、歴史ある建造物を見学できるだけでなく、精進料理を提供するお店や、お土産処も充実しています。参道を歩いているだけでも、歴史と文化を感じることができます。

【道の駅 夢さんさん谷汲】

地元の新鮮な野菜や特産品が並ぶ道の駅です。散策の帰りに立ち寄って、お土産を購入するのにぴったり。特に秋冬は、地元で採れた柿や干し柿、手作りの漬物などが人気です。

施設内にはレストランもあり、地元の食材を使った定食や麺類を楽しめます。散策でお腹が空いた時の休憩スポットとしてもおすすめです。

【淡墨桜(うすずみざくら)】

根尾川をさらに上流に進むと、日本三大桜の一つに数えられる「淡墨桜」があります。樹齢1500年以上と言われる巨木で、春には薄いピンク色の美しい花を咲かせます。

秋冬は花のシーズンではありませんが、葉を落とした淡墨桜の姿もまた荘厳で、歴史の重みを感じさせてくれます。周辺は公園として整備されており、散策するのに適しています。


和亭が大切にしていること——根尾川の自然と共に🌊

私たち「上長瀬やな 和亭」は、根尾川の恵みに支えられて営業させていただいています。清流で育った鮎を使った料理をご提供できるのも、この美しい自然があってこそです。

だからこそ、私たちは根尾川の自然環境を守ることを大切にしています。営業期間中はもちろん、期間外でも地域の清掃活動に参加したり、川の環境保全に協力したりしています。

お客様にも、この美しい自然を次の世代に残していくために、ゴミの持ち帰りや自然への配慮をお願いしています。小さなことですが、一人ひとりの意識が大きな違いを生むと信じています。

【スタッフからのメッセージ】
「根尾川の自然は、私たちにとってかけがえのない宝物です。お客様にもこの美しさを感じていただき、一緒に守っていければ嬉しいです。営業期間外でも、根尾川の魅力は変わりません。ぜひ四季折々の表情を楽しみに来てください。」

私たちスタッフ全員が、地元を愛し、この自然を誇りに思っています。その思いを込めて、毎年お客様をお迎えしています。


春の営業再開に向けて——今から楽しみにしていること🌸

2026年7月1日の営業再開に向けて、私たちは今からワクワクしています。冬の間に川がどのように変化し、春を迎えるのか。雪解けとともに水量が増え、川の流れが力強くなっていく様子。そして初夏になると、鮎が遡上してくる季節がやってきます。

営業が始まると、やな場では実際に川の中に入って鮎のつかみ取りを体験していただけます。冷たくて清らかな根尾川の水に触れ、元気に泳ぐ鮎を手でつかまえる体験は、お子様にも大人にも大人気です。

そして何より、お客様に新鮮な鮎料理をご提供できることが、私たちの最大の喜びです。塩焼き、フライ、甘露煮、刺身など、様々な調理法で鮎の美味しさを味わっていただけます。

【2026年シーズンへの思い】
今年も多くのお客様との出会いがありました。常連のお客様の笑顔、初めて訪れてくださったお客様の感動の表情、お子様の楽しそうな声——全てが私たちの宝物です。

来年も、より良いサービスとより美味しい料理をご提供できるよう、スタッフ一同、準備を進めてまいります。根尾川の自然の中で、美味しい鮎料理と癒しの時間をお楽しみいただける場所として、皆様をお待ちしております。


まとめ——秋冬の根尾川が教えてくれること💚

営業期間外の秋冬であっても、根尾川の自然は優しく、凛とした静けさをもって私たちを迎えてくれます。忙しい毎日から少し離れて、自分を取り戻すための”心の休息地”として、秋冬の根尾川散策をぜひ体験していただきたいと思います。

この記事でご紹介したように、秋冬の根尾川には以下のような魅力があります:

  • 秋の紅葉と川面のコントラストが織りなす絵画のような景色
  • 冬の静寂と透明感が心を深く癒してくれる時間
  • 地元の方々との温かい交流が心を温めてくれる瞬間
  • 季節の味覚を楽しみながらの散策
  • 自分だけの特別な時間を過ごせる贅沢

お店がクローズしている期間でも、根尾川周辺には自然や文化を楽しむヒントがたくさん詰まっています。春の訪れとともに営業を再開した際には、ぜひ和亭にもお立ち寄りください。

清流根尾川で育った新鮮な鮎を使ったお料理と、心からのおもてなしで、皆様をお迎えいたします。川のせせらぎを聞きながらのお食事は、日常を忘れさせてくれる特別な体験となるはずです。

私たちスタッフ一同、2026年7月1日の営業再開の日に、皆様とまたお会いできることを心から楽しみにしております。それまでの間も、秋冬の根尾川の美しさをぜひお楽しみください。

【お問い合わせ】
営業期間や予約、周辺情報について、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。私たちがお答えできる範囲で、丁寧にご案内させていただきます。

皆様のお越しを、根尾川と共にお待ちしております🌊✨

 

📅2026年度営業:7月1日開始予定


 


🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃

2025年度の営業は終了いたしました
今年もたくさんの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。
2026年度の営業は7月1日からとなります。来年もまたよろしくお願い致します😄


岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。

📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応

📲 公式LINE・Instagramで最新情報&お得なクーポン配信中!
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