こんにちは!上長瀬やな 和亭(なごみてい)です。9月に入り、朝夕の涼しさに秋の訪れを感じる今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
当店では、岐阜県の清流・根尾川で育った旬の鮎を、伝統的な「やな」で獲れたての新鮮な状態でご提供しております。今回は、古来より日本人に愛され続けてきた鮎の文化的な魅力と、当店自慢の鮎料理についてお話しさせていただきます。
🌸 万葉集に歌われた鮎~日本人と鮎の深い絆~
鮎という魚は、単なる食材以上の存在です。実は、日本最古の歌集である万葉集にも登場するほど、古くから日本人の心に根ざした「文化の魚」なのです。
万葉集には「年魚」(あゆ)として詠まれており、その清らかな姿と美味しさが多くの歌人たちの心を捉えていました。平安時代の貴族たちも鮎を愛し、宮中の宴席では欠かせない食材として重宝されていたのです。
当店の魚屋一筋30年の店主も、「鮎は日本の川が育てる宝物」と語ります。毎朝、根尾川の状況を確認し、水温や川の流れを見極めながら、最高の状態の鮎を選び抜いています。この長年の経験と目利きがあってこそ、お客様に本当に美味しい鮎をお届けできるのです。
🏞️ 根尾川の清流が育む極上の鮎
岐阜県揖斐郡を流れる根尾川は、日本でも屈指の清流として知られています。この川で育つ鮎は、他の川で獲れる鮎とは一味も二味も違います。
根尾川の鮎の特徴をご紹介しますと、まず第一に挙げられるのが「香魚」と呼ばれるその独特の香りです。清流で育った鮎は、川底の藻類を食べて成長するため、スイカやキュウリのような爽やかな香りを身にまといます。これは鮎の最大の魅力の一つで、焼いた時にふわりと立ち上る香りは、まさに川の恵みそのものです。
当店では、この根尾川の鮎を「やな」という伝統的な漁法で獲っています。「やな」とは、川に竹や木で作った柵を設置し、鮎が遡上する習性を利用して獲る漁法です。この方法で獲れた鮎は、網で獲ったものと比べて傷が少なく、鮮度も抜群です。
🔥 炭火で焼く鮎の絶品料理
当店の鮎料理の真髄は、何と言っても炭火焼きにあります。ガスや電気では決して出せない、炭火ならではの遠赤外線効果で、鮎の旨味を最大限に引き出します。
炭火で焼かれた鮎は、表面がパリッと香ばしく、中はふっくらと仕上がります。特に頭から尻尾まで丸ごと食べられる鮎の塩焼きは、当店の看板メニューです。塩加減も30年の経験で培われた絶妙なバランスで、鮎本来の味を邪魔することなく、より一層美味しく感じていただけます。
「最初に鮎を食べた時の感動は今でも忘れられません」とおっしゃるお客様も多く、特に初めて鮎を召し上がる方には、まず塩焼きをおすすめしています。骨まで柔らかく、お子様でも安心してお召し上がりいただけます。
また、鮎の甘露煮も人気の一品です。じっくりと時間をかけて煮込むことで、骨まで柔らかくなり、鮎の旨味が凝縮された逸品に仕上がります。ご飯のお供にも、お酒の肴にも最適です。
🏕️ 自然に囲まれた「やな」での特別なひととき
当店は、根尾川のほとりに位置し、四季折々の美しい自然に囲まれています。9月のこの時期は、まだ残る夏の青い空と、少しずつ色づき始める山々のコントラストが美しく、お食事と一緒に目でも楽しんでいただけます。
「やな」という言葉自体、都市部の方には馴染みがないかもしれません。これは、川魚を獲るための伝統的な仕掛けのことで、同時にその周辺で川魚料理を楽しむ場所のことも指します。当店のような「やな」は、岐阜県内でも数少なくなってしまった貴重な存在なのです。
お客様からは、「都会の喧騒を忘れて、ゆったりとした時間を過ごせる」「川のせせらぎを聞きながらの食事は格別」といったお声をいただいています。特に、お子様連れのご家族には、自然の中で本物の鮎を味わうという貴重な体験をしていただけると好評です。
👨🍳 魚屋一筋30年の目利きが選ぶ品質
当店の店主は、魚屋一筋30年という豊富な経験を持っています。毎日、根尾川の鮎の状態を確認し、最高品質のものだけを厳選してお客様にご提供しています。
鮎の目利きには、いくつかのポイントがあります。まず、目が澄んでいること。新鮮な鮎の目は透明感があり、濁りがありません。次に、体の色艶です。元気な鮎は銀色に輝き、触った時の弾力も違います。そして、何より大切なのが香りです。新鮮な鮎は独特の爽やかな香りがしますが、鮮度が落ちるとこの香りが失われてしまいます。
「お客様に本当に美味しい鮎を食べていただきたい」という思いで、毎日妥協のない目利きを続けています。時には、状態の良い鮎が獲れない日もありますが、そんな時は無理にお出しせず、お客様には正直にお話しします。この誠実な姿勢が、多くのお客様に信頼していただいている理由の一つだと自負しています。
🍽️ 9月の鮎は格別の美味しさ
9月の鮎は、一年の中でも特に美味しい時期です。産卵前の成魚となった鮎は、身に脂がのり、香りも最高潮に達します。夏の暑さで食欲が落ちていた方も、9月の涼しさと共に、鮎の美味しさを存分に味わっていただけることでしょう。
この時期の鮎は「落ち鮎」とも呼ばれ、産卵のために川を下る途中の鮎のことを指します。体が大きく、脂がのった落ち鮎は、まさに鮎の王様と言える存在です。当店では、この時期限定の特別な鮎料理もご用意しており、鮎好きの方には見逃せない季節となっています。
また、9月は観光シーズンでもあります。紅葉にはまだ早いですが、清流と緑の山々に囲まれた当店の環境は、都市部からお越しのお客様には新鮮な体験となるはずです。コロナ禍で外食の機会が減っていた方も、自然の中で安心してお食事を楽しんでいただけます。
🚗 アクセス・施設のご案内
当店は岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720に位置しており、大型駐車場を完備しております。お車でのアクセスが便利で、家族連れでも安心してお越しいただけます。
営業時間は11:00から17:00まで(ラストオーダー16:30)となっており、ランチからディナーまでお楽しみいただけます。特に平日のランチタイムは比較的ゆったりとお過ごしいただけますので、静かな環境で鮎料理を味わいたい方におすすめです。
お支払いは現金の他、PayPayにも対応しております。キャッシュレス決済をご希望の方も安心してご利用ください。
ご予約・お問い合わせは0585-55-2630までお電話ください。特に週末や祝日は混雑が予想されますので、事前のご予約をおすすめしています。
📱 最新情報とお得なクーポン
当店では、公式LINEとInstagramで最新情報やお得なクーポンを配信中です!季節の鮎の状況や、特別メニューの情報など、いち早くお届けしています。
公式LINEにご登録いただくと、初回来店時にご利用いただけるクーポンをプレゼント中です。また、鮎の漁獲状況や川の様子なども随時お知らせしており、「今日は特に良い鮎が入りました!」といったリアルタイムな情報もお伝えしています。
Instagramでは、美味しそうな鮎料理の写真や、根尾川の美しい風景を投稿しています。当店の雰囲気を事前に知りたい方は、ぜひフォローしてください。お客様が投稿してくださった写真をリポストすることもありますので、お食事の際にはぜひハッシュタグをつけて投稿してくださいね。
🎭 鮎文化を次世代に伝える使命
最後に、私たちが大切にしている想いについてお話しさせてください。鮎という魚は、日本の食文化の重要な一部です。しかし、現代では鮎を食べたことがない若い方も多くいらっしゃいます。
当店では、美味しい鮎料理をお出しするだけでなく、鮎の文化的価値や、清流環境の大切さもお伝えしていきたいと考えています。お子様には鮎の一生について説明したり、川の環境について学んでいただく機会も設けています。
「初めて鮎を食べた子どもが『美味しい!』と笑顔になってくれた時が一番嬉しい」と店主は語ります。その笑顔が、鮎文化を次の世代に繋げる原動力となっているのです。
根尾川の清流で育った極上の鮎を、ぜひ一度ご賞味ください。万葉の昔から愛され続けてきた鮎の本当の美味しさを、自然に囲まれた当店で心ゆくまでお楽しみいただけることをお約束いたします。
皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃
岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。
📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応
📲 公式LINE・Instagramで最新情報&お得なクーポン配信中!
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