🐟 川辺の石に残る、鮎からの小さなメッセージ

川辺の石をじっと見ていると、鮎が残していった”食べ跡”が見えることがあります。 これは、根尾川のような清流だからこそ出会える、小さな「自然からのメッセージ」です。


📢 2025年度の営業終了と2026年度のご案内

2025年度も、上長瀬やな 和亭に足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました😊 おかげさまで、今年もたくさんのお客様と、鮎と、根尾川の自然に囲まれた、豊かなシーズンを過ごすことができました。

当店の2025年度の営業はすべて終了いたしました。 夏の若鮎から秋の子持ち鮎まで、毎年のことながら「あっという間だったね」とスタッフ同士で話しています。

「今年は初めて来ました!」というお客様も、 「毎年ここに来ないと夏が始まらないんだよね」と笑ってくださる常連さまも、 皆さま一人ひとりの時間が、私たちにとっての大切な宝物です。

🌊 2026年度の営業は、7月1日からのスタートを予定しております。 例年どおり、根尾川の水の様子や鮎の状態を見ながら、準備を進めてまいりますので、また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

「今年来られなかったけど、来年こそは行きたい」という方も、 「来年は家族や友人を連れて行きますね」という声も、すでにたくさんいただいています。 休業期間中も、皆さまにより良い鮎体験をお届けできるよう、仕込みや勉強、ブログでの情報発信を続けていきますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいね😊


🔍 川辺の石に残る「鮎の食べ跡」とは?

「鮎が石を食べるって、本当ですか?」 お客様からこんな質問をいただくことがあります。もちろん、鮎は石そのものを食べているわけではありません😄

鮎は、川底の石についたコケ(正しくは「付着藻類(ふちゃくそうるい)」と呼ばれる藻の仲間)を食べて生きています。 このコケが鮎の主なエサであり、鮎の独特の香りや味わいを生み出す大切な源なのです。

川辺の石をよく見ると、

  • 一部だけきれいに削られたようにツルっとしている部分
  • 他のところより色が薄くなっている部分

があることがあります。

✨ この「きれいに磨かれたような部分」こそが、鮎が口でコケをこそぎ取った”食べ跡”です。

小さなお子さま連れのお客様に、 「ほら、この石のここ、丸くなっているでしょ?これは鮎が『ここは僕のごはんの場所だよ』って食べた跡なんですよ」 とお話しすると、目をキラキラさせながら石を探してくれます。

同じ川でも、コケが豊かで水がきれいな場所ほど、鮎の食べ跡がはっきり残ることがあります。 つまり、食べ跡は「このあたりは鮎にとって居心地がいい場所なんだよ」というサインでもあるのです。


🌿 鮎はなぜ石のコケを食べるの? ── 香りと味のひみつ

鮎のエサは、川底の石についたコケや微生物が主役です。 このコケは、川の水がきれいで、太陽の光がよく当たる場所で元気よく育ちます。

鮎は、このコケを「ガリガリ」ではなく、「サッサッ」と器用に口で削り取って食べます。 その結果、さきほどお伝えしたような「磨かれた石」が生まれるわけです。

コケといっても、ただの緑色のヌルヌルではありません。 鮎の世界では、

  • 🟢 香りのよいコケ
  • 🟢 栄養たっぷりのコケ
  • 🟤 あまりおいしくないコケ

など、種類によって”味の良し悪し”があると言われています。

根尾川のように水が澄み、流れがほどよく、石がゴロゴロとある川では、鮎の好む良質なコケが育ちます。 そのコケを食べて育つからこそ、「スイカのような香りがする」「キュウリみたいなさわやかな香りがする」と表現される、鮎ならではの香りが生まれるのです。

実際に、当店の鮎を召し上がったお客様からも、

「お皿が運ばれてきた瞬間から、ふわっといい香りがするね」

「川魚ってもっと泥臭いイメージだったけど、全然違う!」

という感想をよくいただきます。

これは決して、調味料の香りではありません。 根尾川の清流と、川底のコケ、そして鮎自身の生き方がつくり出した、自然そのものの香りです。 川辺の石を眺めて鮎の食べ跡を見つけながら、その香りのルーツに思いを馳せていただくのも、清流ならではの楽しみ方だと思います😊


⚔️ 鮎の「縄張り」と石の模様の関係

鮎は、とても縄張り意識の強い魚です。 自分の気に入った石や、コケがよく育つ場所を見つけると、そこを「ここは自分のごはんの場所!」と決めて守ろうとします。

そのため、

  • ある石の一部分だけ妙にきれいに磨かれている
  • 石の周りで、規則的な食べ跡が並んでいる

といった様子が見られることがあります。

これは、そこに縄張りを持った鮎がいて、毎日のように同じ場所のコケを食べている証拠です。 時には、他の鮎がその場所に近づこうとして、追いかけっこのようなケンカをすることもあります。

🎣 この「縄張りをめぐる行動」を利用した釣り方が、**「友釣り(ともづり)」**です。 友釣りとは、生きた鮎(おとり鮎)を針につけて泳がせ、縄張り争いの性質を利用して、近づいてきた鮎を掛ける伝統的な釣り方です。

お客様の中には、 「やなで鮎を見て、今度は友釣りにも挑戦してみたくなりました」 という方もいらっしゃいます。 魚の行動を知れば知るほど、川で過ごす時間や鮎料理の一皿一皿に、少しずつ違った見え方が出てくるのかもしれませんね。

川辺の石を見ながら、 「ここには縄張りを持った鮎がいたのかな」 「このきれいな模様は、どんな鮎が作ったんだろう」 と想像してみるのも、夏の根尾川散策の密かな楽しみ方です🏞️


🏞️ 根尾川の清流と「やな」で体感する鮎の一生

上長瀬やな 和亭がある岐阜県揖斐川町・根尾川は、鮎にとって理想的な環境が揃った清流です。 澄んだ水、豊富な石、穏やかな流れと変化のある瀬(流れの速い浅瀬)や淵(深いところ)など、鮎が暮らすための条件が整っています。

鮎は、一年で一生を終える**「一年魚(いちねんぎょ)」**と呼ばれる魚です。 春から初夏にかけてぐんぐん成長し、夏には若々しい香りと柔らかい身、秋には卵を抱えた子持ち鮎として、また違った味わいを楽しませてくれます。

当店の「やな」は、川の流れを利用して鮎を受け止める、日本の伝統的な漁法を今に伝える場所でもあります。 竹や木で組まれたやなに鮎が流れ込んでくる様子は、ただ魚を獲るだけではなく、「川と人が共に生きてきた歴史」を感じさせてくれます。

🍽️ 川辺を歩いて、石の食べ跡を眺める。 やなで流れを見ながら、鮎がどこから来てどこへ向かっていくのかを想像する。 そして、炭火焼きの一皿で、その命の恵みをありがたくいただく。

こうして一つにつながっていく体験こそ、根尾川の鮎料理の醍醐味だと私たちは考えています。 「ただ魚を食べる」のではなく、「自然からの贈りものを味わう」。 そんな時間を、お客様と一緒に分かち合えることが、和亭の何よりの喜びです😊


👨‍👩‍👧‍👦 ご家族・お子さまと楽しむ「食べ跡さがし」体験のすすめ

「やな体験」や「鮎料理」をきっかけに、自然や生き物に興味を持ってくださるお子さまもたくさんいらっしゃいます。

例えば、こんな楽しみ方はいかがでしょうか?

  • 🚶 食事の前後に、川辺を少しお散歩してみる
  • 🪨 川底の石をそっと持ち上げて、表面の模様を観察してみる
  • 💬 「ここは鮎が食べた跡かな?」「この石はまだコケがいっぱいだね」と親子で会話してみる

⚠️ もちろん、川辺では安全第一です。 水位や流れをよく確認しながら、大人の方がしっかり見守ってあげてくださいね🌿

実際に、あるご家族はこんなふうに楽しんでいらっしゃいました。 はじめはお子さまが「魚怖い〜」と言っていたのですが、 川辺で石の食べ跡を見つけたり、やなに流れてくる鮎を眺めているうちに、 「このお魚がさっきの石のコケを食べてたんだね」と、目の輝きが変わっていったのです。

食卓に並んだ炭火焼きの鮎を前に、 「さっきの川の鮎と同じなんだよね。いただきます!」 と手を合わせてくれた姿が、とても印象的でした。

自然の中で過ごした体験は、きっとお子さまの心に長く残ります。 「川辺の石の食べ跡」は、小さな発見かもしれませんが、 そこから広がる学びや感動は、決して小さくないはずです😊


🌸 2026年シーズンも、根尾川でお待ちしています

2025年度の営業は終了いたしましたが、根尾川の季節は、これからも静かに移ろっていきます。 冬のあいだ、鮎の姿は川から消えますが、川は次の季節の準備を着々と進めています。

私たち和亭のスタッフも、

  • 📚 来シーズンに向けた鮎の仕入れや勉強
  • 🔥 炭火焼きの技術の見直し
  • ✍️ ブログを通じた鮎や根尾川の魅力の発信

など、休業期間中だからこそできることに、一つひとつ取り組んでまいります。

🐟 2026年度の営業は7月1日からを予定しております。 また、根尾川の清流の音、炭火のはぜる音、そして鮎の香りに包まれた夏の日々を、皆さまと一緒に過ごせることを、スタッフ一同、心より楽しみにしています。

ご家族での夏休み旅行に、 お友達との日帰りドライブに、 大切な人との記念日の食事に──

川辺の石の小さな”食べ跡”から始まる、鮎との物語を、ぜひ体験しにいらしてくださいね😊 来年も、**「上長瀬やな 和亭」**をどうぞよろしくお願いいたします。



🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃

2025年度の営業は終了いたしました
今年もたくさんの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。
2026年度の営業は7月1日からとなります。来年もまたよろしくお願い致します😄


岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。

📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応

📲 公式LINE・Instagramで最新情報&お得なクーポン配信中!
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