🐟 川によって鮎の味は違う?根尾川の清流が育む「香魚」の秘密を徹底解説!

川によって鮎の味は「はっきり違います」。特に、岐阜県揖斐川町・根尾川のような清流で育った鮎は、香り・身質・後味までまったく別物と言っていいほど個性が出ます。

今回は、私たち上長瀬やな 和亭(なごみてい)が、鮎の味の違いと根尾川の鮎の魅力について、詳しくお伝えいたします。


🧐 川によって鮎の味は本当に違うの?

「同じ鮎なのに、川が変わるとこんなに味が違うんですね!」

上長瀬やな 和亭でも、初めて鮎を召し上がるお客様から、よくこんなお声をいただきます。

結論からお伝えすると、鮎の味は「どの川で・どこで・どう育ったか」で大きく変わります。

理由はとてもシンプルで、鮎は川底の石についた苔(こけ)や藻(も)を食べて育つ魚だからです。

  • 🌊 川の水質(きれいさ・ミネラルバランス)
  • 🪨 川底の石の状態(苔が生えやすいかどうか)
  • ☀️ 日当たりや水温、流れの速さ

こうした条件が変わるだけで、鮎の餌となる苔の「種類」と「香り」が変わり、そのまま鮎の風味や身質の違いにつながります。

実際、岐阜県内だけを見ても「和良川の鮎は脂が乗ってふっくら」「吉田川の鮎は香りが強い」といった具合に、川ごとに評価されるポイントが違います。

つまり、鮎は「産地名」だけでなく、「川そのもの」が銘柄と言ってもいい魚なのです。


✨ 鮎の味を決める3つの要素

鮎の味の違いをわかりやすく整理すると、主に次の3つの要素があります。

  1. 水質(きれいさ・ミネラル・酸素量)
  2. 川の環境(流れの速さ・川底・日照時間)
  3. 鮎のライフステージ(成長段階や季節)

それぞれ詳しくご説明いたします。


💧 ① 水質が変われば「香り」と「雑味」が変わる

鮎は「清流の女王」と呼ばれますが、その理由のひとつが「きれいな水でしか育たない」という特性です。

生活排水や工場排水が多い川では、苔の質が落ち、鮎が食べる餌も変わってしまいます。その結果、いわゆる「川魚っぽい臭み」が出やすくなります。

一方で、水質がよく、ほどよくミネラルを含む川では、苔自体が香り豊かで上質になります。富山県の庄川や岐阜県の名川でも、「水が良いから、苔が良くて、だから鮎がうまい」と語られています。

根尾川の場合、上流域の森が豊かで、落ち葉の栄養がゆっくりと染み込んだ水が流れ込むため、苔の質が非常に良い状態で保たれています。

その結果、「スイカやキュウリのような爽やかな香り」が立つ、まさに”香魚(こうぎょ)”と呼ぶにふさわしい鮎に育つのです。


🐟 ② 川の流れと水温が「身質」と「旨味」を左右する

川の「流れの速さ」や「水温」も、鮎の個性に大きく影響します。

流れが速い川の場合 🏔️

  • 鮎がよく泳ぐため筋肉質になり、身が締まる
  • 苔も新鮮なものが常に生え替わり、香りがよい
  • シャープで力強い味わいに仕上がる

流れが緩やかな川の場合 🌊

  • 身はやわらかく、あっさりした味わいになりやすい
  • ふっくらとした食感が特徴
  • 優しい風味を楽しめる

また、冷たい水でゆっくり育った上流の鮎は、身の中に旨味がぎゅっと詰まったような「コク」が出ます。逆に、下流域では水温が高くなり成長スピードが早くなるため、ふっくらとした食感になる代わりに、シャープな香りはやや穏やかになることが多いです。

当店がある根尾川の上長瀬周辺は、上流域に近い「冷たく澄んだ水」と「適度な流れ」が特徴のエリアです。

そのため、塩焼きでかぶりついた瞬間に「身がホロッとほどけるのに、ぎゅっと旨味が濃い」という、バランスのよい食感を楽しんでいただけます。


⏰ ③ 成長段階と季節による味の違い

同じ川でも、「いつの鮎か」で味わいはガラリと変わります。鮎は季節によって、まったく異なる表情を見せてくれる魚なのです。

🌸 初夏(6〜7月頃)- 若鮎の季節

  • いわゆる「若鮎」の時期
  • 身がやわらかく、香り爽やか
  • 苦味も穏やかで、鮎初心者の方でも食べやすい
  • 初夏の訪れを感じさせる軽やかな味わい

🌻 盛夏(8〜9月)- 旬の極み

  • 苔をしっかり食べ、香りと旨味のピーク
  • 塩焼きで「これぞ鮎!」という味わい
  • 鮎好きの方にはたまらない、最も充実した時期
  • 香り・脂・身質のすべてが最高潮に

🍂 晩秋(10月〜)- 落ち鮎の季節

  • 産卵前の「落ち鮎」
  • 脂が乗り、卵や白子の濃厚なコクが楽しめる
  • 一年の締めくくりにふさわしい深い味わい
  • 通好みの鮎として人気

さらに、オスとメスでも味わいが変わります。

オスは香りが強くキリッとした味、メスは卵を持つ時期になるとまろやかで濃厚な味わいになります。

和亭では、このような季節や性別による味の違いも踏まえて、そのとき根尾川が育んだ鮎の「いちばんおいしい形」でお出ししています。


🌿 根尾川の鮎はなぜここまで香りが違うのか?

ここからは、上長瀬やな 和亭のホーム・根尾川の話にぐっと踏み込んでいきます。

「同じ岐阜の鮎でも、根尾川の鮎は香りが違う」とおっしゃるお客様は少なくありません。その理由を詳しくご説明いたします。


🪨 川底の石がつくる「香りの土台」

根尾川の大きな特徴のひとつが、「川底の石の美しさ」です。

地元の漁師さんたちの間でも「根尾の石はきれいやで、苔の質が違う」と言われるほど、川底の環境が整っています。

苔の中に含まれる成分のひとつに、スイカやキュウリのような爽やかな香りを感じさせる物質があります。この成分は、きれいな水でしか育たない**珪藻(けいそう)**という藻類に多く含まれていて、水質が良く、日当たりと流れのバランスがよい川ほど豊かに育ちます。

根尾川はまさにその条件を満たしているため、苔そのものが香り高く、その苔を食べて育った鮎も、ひとくち目から鼻に抜ける爽やかな香りを持つのです。


🏞️ 森と地形が守る「清流」

もうひとつの鍵は、根尾川を取り巻く森と地形です。

川の上流に広がる山林は落葉樹が多く、落ち葉が腐葉土となって水にほどよいミネラルを与えます。これが苔の栄養分となり、鮎にとって理想的な餌場を育ててくれます。

また、根尾川は大きな工場地帯を通らず、生活排水も比較的少ない地域を流れるため、水の透明度が非常に高く保たれています。

「鮎が住める川=水がきれいな証拠」と言われますが、まさに根尾川はその代表例と言える環境です。

そのおかげで、和亭に届く(正確には、目の前の「やな」で獲れる)鮎は、雑味のない、純粋な香りと味わいを持っています。

実際、「鮎が苦手だったのに、ここでは完食しました!」というお声を、毎年のようにいただいております。


🎯 同じ根尾川でも場所で味が変わる?上流・下流の違い

「同じ根尾川でも、上と下で味が違うって本当ですか?」

鮎釣りがお好きなお客様から、こんなご質問をいただくことがあります。実は、同じ川でも場所によって鮎の味わいは異なります。


🏔️ 上流の鮎:身が締まり、香りはシャープ

上流域は水温が低く、流れも速くなりがちです。そのため、鮎はゆっくり成長しながらもよく泳ぐ必要があり、筋肉がしっかりと発達します。

上流域の鮎の特徴

  • 身が締まり、弾力のある食感
  • 苦味と香りがやや強め
  • 小ぶりでも旨味が凝縮している
  • 噛めば噛むほど味わい深い

「一見小さいけれど、噛めば噛むほど旨味が出てくる」

そんな印象を持たれるお客様が多いのが、根尾川上流の鮎です。


🌊 下流の鮎:ふっくらやわらか、脂も乗りやすい

一方で、下流域は水温が上がり、流れも穏やかになります。その結果、鮎の成長スピードが早く、サイズも大きくなりやすいのが特徴です。

下流域の鮎の特徴

  • 身はふっくらやわらか
  • 脂のりがよく、ジューシーな口当たり
  • 苦味はマイルドで、香りも穏やか
  • 食べやすく、お子様にも人気

「ホロホロと身がはがれて食べやすい」「子どもでも食べやすい」といった感想をいただくことが多いタイプの鮎です。


⭐ 和亭の立地は「ちょうどいいところ」

和亭が位置するのは、上流と中流の”ちょうどいいところ”。

上流の締まりと、中下流の食べやすさのバランスがよく、「香り・食べやすさ・香ばしさ」の三拍子がそろった鮎に出会っていただけます。

この絶妙な立地だからこそ、幅広いお客様に喜んでいただける鮎をご提供できるのだと、私たちは考えています。


💬 他の川の鮎と、根尾川の鮎の違いを一言でいうと?

ここまで読んでくださった方は、「じゃあ、他の有名河川の鮎と根尾川の鮎って、どう違うの?」と気になっているかもしれません。

全国には、四万十川、長良川、和良川など、「鮎の名川」と呼ばれる川がたくさんあります。それぞれにファンがいて、「この川の鮎が一番好き!」という”推し川”があるのも、鮎文化の面白いところです。

そんな中で、**根尾川の鮎を一言で表すなら、「香りが際立ち、雑味がなく、頭から尻尾まできれいに食べられる鮎」**です。


💭 お客様からいただいた声

実際に和亭で鮎を召し上がったお客様からは、こんな嬉しいお声をいただいています。

「頭からしっぽまで全部食べられて驚きました」

「川魚独特の臭みがまったくないですね」

「香りが強いのに、あと味がすっと消える感じがします」

「今まで食べた鮎の中で一番美味しかったです」

「子どもが初めて鮎を完食しました!」

これはまさに、水質・苔の質・川の環境の”三拍子”が整った根尾川だからこそ、実現できる味わいだと考えています。


🍽️ 上長瀬やな 和亭だからできる「川ごとの味の違い」の楽しみ方

最後に、お店目線で「川による鮎の味の違いを、どう楽しんでいただきたいか」をお伝えします。


🧂 1. まずはシンプルな塩焼きで

鮎の味の違いをいちばん素直に感じていただけるのが、やはり「炭火焼きの塩焼き」です。

和亭では、魚屋一筋30年の店主が、遠赤外線を活かした炭火焼きにこだわり、鮎の香りが一番引き立つ火加減を見極めて焼き上げています。

和亭の塩焼きの特徴

  • 🔥 表面はパリッと香ばしく
  • 💧 中はふんわり、脂を閉じ込めてジューシーに
  • 🌿 香りは逃さず、焦げの苦味は出さない

「川によって違う鮎の香り」を確かめるには、ぜひ最初の一匹を塩焼きで味わってみてください。一口目で、根尾川の清流が育んだ香りを感じていただけるはずです。


✨ 2. コースで「香り」「旨味」「コク」の変化を味わう

和亭自慢の炭火焼鮎コースでは、塩焼きはもちろん、田楽風、甘露煮、雑炊など、さまざまな料理法で鮎を楽しんでいただけます。

コースで楽しむ鮎の表情

料理 味わいのポイント
🧂 塩焼き 川と苔の香りをダイレクトに感じる
🍯 田楽・甘露煮 身の旨味と脂のコクを引き出す
🍚 鮎雑炊 骨や頭から出ただしの深い味わいで締めくくる

「同じ鮎なのに、料理法によって表情が変わる」という体験を通して、川が育んだ個性をより深く感じていただけるはずです。

鮎の魅力を余すところなく味わいたい方には、ぜひコースをおすすめいたします。


⏳ 3. よくばりさんには「時期違い」もおすすめ

根尾川の鮎は、6月の解禁から10月の落ち鮎シーズンまで、時期によってまったく違う顔を見せてくれます。

季節ごとの鮎の魅力

時期 鮎の特徴
🌸 初夏(6〜7月) 軽やかな香りと爽やかな苦味。若々しい味わい
🌻 盛夏(8〜9月) 香り・脂・旨味のバランスが最高潮。まさに旬
🍂 秋(10月〜) 卵や白子を含めた濃厚な味わい。深いコク

「6月と8月と10月、3回通って鮎の一年を味わう」

そんな楽しみ方をされる常連のお客様もいらっしゃいます。鮎の季節を追いかけながら、根尾川の移り変わりを感じていただくのも、鮎料理の醍醐味のひとつです。


🎣 やな漁の魅力 – 目の前で獲れる新鮮な鮎

和亭のもうひとつの魅力が、目の前の「やな」で獲れたばかりの鮎をお召し上がりいただけることです。

「やな」とは、川に竹や木で作った仕掛けを設置し、流れてくる鮎を捕まえる伝統的な漁法です。網で追い込む漁と違い、鮎にストレスがかかりにくく、身が傷みにくいのが特徴です。

やな漁の鮎が美味しい理由

  • 🐟 鮎へのストレスが少なく、身が締まったまま
  • ⏰ 獲れたてをすぐに調理できる鮮度の良さ
  • 🌊 川の流れに乗って自然に集まった、元気な鮎

清流のせせらぎを聞きながら、目の前のやなで獲れた鮎をその場でいただく。これは、川のそばにある当店だからこそご提供できる、特別な体験です。


🌲 根尾川の自然と和亭の取り組み

私たち上長瀬やな 和亭は、岐阜県揖斐川町の豊かな自然の中にあります。

根尾川の清流、周囲を囲む緑の山々、澄んだ空気。この環境があってこそ、美味しい鮎が育ち、お客様に最高の鮎料理をお届けできると考えています。

和亭が大切にしていること

  • 🌿 根尾川の自然環境を守り、次世代に引き継ぐこと
  • 🐟 鮎本来の美味しさを最大限に引き出す調理法
  • 👨‍🍳 魚屋一筋30年の経験を活かした目利きと技術
  • 🏠 お客様にくつろいでいただける空間づくり

根尾川の恵みに感謝しながら、一匹一匹の鮎を大切に調理し、お客様にお届けしています。


📍 アクセスと営業情報

上長瀬やな 和亭(なごみてい)

岐阜県揖斐川町の根尾川沿いに位置する当店は、名古屋方面からも日帰りでお越しいただける距離にあります。

都会の喧騒を離れ、清流のせせらぎに耳を傾けながら、旬の鮎料理をお楽しみください。

ご家族連れ、ご友人同士、カップル、おひとり様まで、幅広いお客様にお越しいただいております。


🌊 まとめ:川によって鮎の味は違う。そして、根尾川の鮎は「香り」で語れる魚です

ここまでお読みいただきありがとうございます。

川によって鮎の味が違う理由、そして根尾川・上長瀬やな 和亭の鮎が、なぜここまで多くのお客様に喜んでいただけているのか、その背景を少しでも感じていただけましたでしょうか。


📝 この記事のポイント

  • 🐟 鮎は、川底の苔や水質によって味が変わる、とても正直な魚です。
  • 🌿 根尾川は、水のきれいさ・苔の質・森の恵みがそろった「香り高い鮎を育てる清流」です。
  • 🔥 和亭では、その鮎を一番おいしい状態で味わっていただくために、炭火焼きとやな漁にこだわっています。

「本当に川でここまで違うの?」

そう感じた方は、ぜひ一度、根尾川のほとり・上長瀬やな 和亭へいらしてください。

清流のせせらぎを聞きながら、目の前で焼き上がる鮎を頬張っていただければ、「川によって鮎の味は違う」ということを、きっと体で実感していただけるはずです。

スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。


この記事は、上長瀬やな 和亭の公式ブログ記事です。根尾川の鮎の魅力を、より多くの方に知っていただきたいという想いで執筆いたしました。



🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃

2025年度の営業は終了いたしました
今年もたくさんの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。
2026年度の営業は7月1日からとなります。来年もまたよろしくお願い致します😄


岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。

📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応

📲 公式LINE・Instagramで最新情報&お得なクーポン配信中!
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