📢 お知らせ 2025年度の営業は終了いたしました。 今年もたくさんの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。 2026年度の営業は7月1日からとなります。来年もまたよろしくお願いいたします😄
なぜ「やな」は夏だけ?と思われるお客様は、実はとても多いです😊
根尾川のほとりにある「上長瀬やな 和亭(なごみてい)」も、毎年夏〜初秋だけの期間限定で営業しています。
この記事では、「やな」が夏限定になる理由を、鮎の一生や川の環境、漁のルール、そして当店のこだわりと合わせて、分かりやすくお話していきます。お店目線で実際のエピソードも交えながらお届けしますので、「やなって何?」「なぜ夏だけ?」という方でも、最後まで読めばスッキリ理解していただける内容です。
🎣「やな」はどんな漁?夏の風景をつくる伝統の仕掛け
まずは、「やなってそもそも何?」というところから、やさしくご紹介します。
「やな(簗)」とは、川の流れを利用して魚を捕る、日本の昔ながらの伝統漁法です。 川の流れを部分的にせき止めるように、木や竹を組んで斜めのスロープ状の「簀(す)」をつくり、そこに下ってきた鮎が自然と乗り上げる仕組みになっています。
🔧 やなの基本的な仕組み
イメージしやすいように、ポイントを簡単に整理します。
- 川の一部に、木杭や竹を組んで「柵」のような骨組みをつくる
- そこに竹のスノコ(簀)を斜めにかけ、川の流れを受け止める
- 流れに乗って下ってきた鮎が、その簀の上を「すべって」くる
- すべった先にある「落とし枡(ます)」などの受け場に鮎がたまる
電気や機械を使わず、川の流れそのものを利用して魚を捕る、非常にシンプルで自然に寄り添った漁法です。
ちなみに「簀(す)」とは、竹や木を細かく並べて組んだ床板のようなもの。お客様からは「ちょっとした川の滑り台みたいですね」と言われることもあります😊
🏞️ 観光やなとしての役割
現代の「やな」は、漁のためだけでなく、観光やレジャーの場としても楽しまれています。
- 🍽️ 川を眺めながら鮎料理を味わう場所
- 👧 子どもたちが水辺で遊び、川に親しむきっかけになる場所
- 👨👩👧👦 家族や友人と夏の思い出をつくる場
岐阜県内でも、夏になると各地で「観光やな」が設置され、「鮎といえば夏」「夏といえば川とやな」というイメージがすっかり定着しています。
当店「上長瀬やな 和亭」も、根尾川の清流を目の前に、鮎の炭火焼きや定食をお楽しみいただける「観光やな」として営業しています。
💬 お客様との会話から
実際にこんな会話がよくあります。
お客様「やなって、昔からこうやって観光客向けだったんですか?」
スタッフ「もともとは地元の生活の知恵としての漁法なんですよ。今は、せっかくなら”見て・食べて・楽しんで”いただけるよう、観光やなとして整えているんです。」
こうした会話を通して、「やな」は単なる観光施設ではなく、地域の暮らしや歴史が息づく場所だということもお伝えするようにしています。
🐟 鮎の一生と「旬」:なぜ夏がいちばんおいしいの?
やなが夏限定になる理由を語るには、主役である「鮎(あゆ)」の一生を知ることが欠かせません。
鮎は「清流の女王」と呼ばれるほど、きれいな水を好む川魚です。 そして、たった1年で生まれてから産卵まで終える「年魚(ねんぎょ)」としても知られています。
📅 鮎の一生をかんたんに
鮎の一生を、ざっくり4つの流れで見てみましょう。
- 🍂 秋:川の下流〜河口付近で産卵し、ふ化した稚魚が海や河口域へ下る
- ❄️ 冬〜春:海や河口付近でプランクトンなどを食べて育つ
- 🌸 春〜初夏:成長した若鮎が川をさかのぼって中流域へ
- ☀️ 夏〜秋:川の石についたコケ(藻)を食べながら成魚になり、秋に再び産卵のため下流へ
このサイクルが、1年の中で完結します。
特に夏の時期に上流〜中流の清流で育つ鮎は、川底の石についた香り高いコケを食べて成長するため、独特のさわやかな香りとほろ苦さを持つようになります。
🗓️ 鮎の「旬」はいつ?
天然の鮎の旬は、一般的に6〜8月頃の若鮎〜成魚の時期とされています。
- 6〜7月頃:身がやわらかく、さっぱりとした味わいの「若鮎」
- 8〜9月頃:香りが高く、脂がのってくる「成魚」
- 9〜10月頃:卵を持った「子持ち鮎」「落ち鮎」で、また別の味わい
この「川をさかのぼって育つ夏〜初秋」のタイミングこそが、鮎がもっとも美味しくなる季節であり、多くの地域で「鮎の季節=夏」と言われる理由です。
🔥 和亭で感じる旬の違い
上長瀬やな 和亭でも、同じ鮎でも時期によって表情が変わるのを、炭火の前で日々実感しています。
- 7月前半:小ぶりで骨もやわらかく、丸ごとパクっと食べやすい
- 8月:身の張りがよく、香り・脂のバランスが抜群
- 9〜10月:卵を持った個体も増え、しっかりした食べごたえ
常連のお客様の中には、「毎年、同じシーズンの同じ週に来る」という方もいらっしゃいます。 「去年の8月の鮎がおいしくて忘れられなくて…今年もこのタイミングで来ました!」というお声をいただくと、鮎の旬を一緒に楽しんでくださっていることが、とてもうれしくなります😊
⚖️ 漁期と禁漁期:法律と資源保護が「夏限定」をつくる
やなが夏限定になる背景には、「鮎の一生」だけでなく、「漁のルール(漁期・禁漁期)」も深く関わっています。
🚫 鮎には「禁漁期」がある
天然の鮎は、多くの地域で11月〜5月末頃まで禁漁期間が設けられています。
「禁漁期(きんりょうき)」とは、魚の数を減らしすぎないよう、一定期間は漁をしてはいけないと決められている時期のこと。 これは、鮎が産卵し、次の世代がしっかり育つために欠かせないルールです。
逆に、漁が解禁される「解禁日」以降は、決められた道具・方法・期間の中で漁を行うことができます。 多くの河川では、鮎の漁期は6月〜10月頃に設定されています。
🍽️ 天然鮎が食べられる時期
まとめると、一般的な天然鮎の「食べられるタイミング」は次のようになります。
- 6月〜8月:若鮎〜成魚として旬の中心
- 9月〜10月:子持ち鮎・落ち鮎としてまた別の味わい
- 11月〜5月:多くの地域で禁漁のため、天然ものはほとんど出回らない
もちろん地域差はありますが、「天然の鮎を安心して提供できる時期」は、おおむね夏〜初秋に限られているのです。
🏠 和亭が夏〜秋だけ営業する理由
上長瀬やな 和亭も、天然の根尾川の鮎にこだわっているため、漁協が定める漁期・禁漁期のルールに合わせて営業しています。
- 🟢 鮎の漁が解禁される初夏から営業をスタート
- 🔴 鮎の漁期が終わる秋とともに、シーズンを終了
- 🔧 禁漁期間中は、翌シーズンに向けて準備・整備・仕込みの期間
お客様からは「一年中やってほしい」というありがたいお声もいただきますが、天然の鮎の資源を守りつつ、いちばん良い状態で味わっていただくために、あえて「夏〜秋限定」の営業スタイルを選んでいます。
🌅 ある年の「解禁日」の朝
ある年の6月、鮎釣りの解禁日。 まだ少し肌寒い早朝から、根尾川には釣り人の皆さんがそろそろと集まり始めました。
「今年は水がきれいで期待できそうやな」「あそこ、去年良かったところやぞ」 そんな会話が聞こえてくると、「今年もいよいよ始まるな」と、私たちも自然と気が引き締まります。
解禁日を迎えるたびに、「鮎は自然の恵みを分けてもらっている存在なんだ」と改めて実感し、その気持ちを忘れないようにしながら営業シーズンに入っていきます。
🌊 川の水位・安全面から見た「夏限定」という現実
やなが夏限定になる理由は、鮎の旬や漁期だけではありません。 「川」という自然環境そのものと、安全面の観点も、とても大きく関わっています。
⛈️ 梅雨・台風と川のコンディション
日本の河川は、梅雨や台風の影響を強く受けます。 特に6月〜9月頃は、急な大雨で一気に水位が上がることも少なくありません。
- 水位が急上昇すると、やなの施設自体が流されたり、ダメージを受ける危険
- 濁り水が続くと、鮎の味わいにも影響
- お客様に安全に楽しんでいただけるかどうかの判断が必要
上長瀬やな 和亭でも、天候や水位の状況を見ながら、営業日や時間を慎重に判断しています。
🥶 水が冷たすぎる季節は向かない
春先や晩秋〜冬にかけては、水温が非常に低くなります。 この時期は、鮎にとっても動きが鈍くなるだけでなく、お客様が川辺でゆっくり過ごすには少々厳しい環境です。
川のそばは、街中よりも体感温度が低く感じられることが多いもの。 夏でさえ、夕方になると少しひんやりする日もあるくらいですから、「やなを楽しめる季節」としては、自然と夏〜初秋に絞られていきます。
✅ 安全第一での営業判断
和亭では、次のような視点で日々「安全に営業できるか」を確認しています。
- 前日までの雨量と、当日の天気予報
- 川の水位・流れの速さ
- 足場となる場所の滑りやすさや、施設の損傷の有無
大雨のあとは、スタッフ総出でやなの状態を確認し、必要であれば補修も行います。 お客様には、「今日はちょっと増水しているので、足元には十分お気をつけくださいね」といったお声がけも忘れないようにしています。
こうした安全面を総合的に考えると、「やな」を安心して楽しめるのは、やはり夏〜初秋の限られたシーズンになるのです。
✨「夏限定」だからこそ生まれる特別な体験と想い出
ここまでお読みいただくと、「やな」が夏限定なのは、鮎の旬や漁期、川の安全性など、さまざまな理由が重なった結果だと感じていただけたかと思います。
実は、この「限られた季節だけ」という条件が、お客様にとっての特別な体験や想い出を、より濃いものにしてくれていると私たちは感じています。
💬「今年も来られてよかった」の声
シーズン終盤の9〜10月になると、常連のお客様からこんな言葉をよくいただきます。
「今年もなんとか来られてよかった〜。ここに来ると『夏も終わりだな』って実感します」 「子どもたちも、毎年”やな行こう!”って楽しみにしてるんですよ」
夏の家族旅行の締めくくりに、あるいはお盆の帰省のタイミングに合わせて、毎年訪れてくださるご家族もいらっしゃいます。
店としては、「今年はどんな成長した姿を見せてくれるかな」と、お子さまの成長を親戚のような気持ちで見守る瞬間も少なくありません😊
🌿 夏の根尾川の魅力をまるごと味わう
上長瀬やな 和亭では、鮎料理だけでなく、根尾川の自然そのものも含めて楽しんでいただきたいと考えています。
- 🎵 川のせせらぎをBGMに、炭火で焼き上がる鮎を待つ時間
- 👣 お子さまと一緒に川辺で足を浸しながら遊ぶひととき
- 🍺 夕暮れどき、少し涼しくなった風を感じながらの一杯
こうした時間は、夏という季節、そしてこの場所だからこそ味わえるものです。 もし同じ鮎料理を、真冬の室内で食べたとしても、きっとまったく別の体験になってしまうでしょう。
季節・場所・料理がひとつになってこそ、「やな」で過ごす夏の一日が完成すると、私たちは考えています。
🍃 さいごに:夏の根尾川でお会いできる日を楽しみにしています
まとめると、「やな」が夏限定である理由は、大きく次のような点にあります。
- 🐟 鮎の一生と旬が、夏〜初秋に集中していること
- ⚖️ 天然鮎には禁漁期があり、漁期が6〜10月頃に限られていること
- 🌊 川の水位や水温、安全面から見ても、夏がもっとも適していること
- ✨ 夏だからこそ楽しめる「川の時間」が、やな文化と結びついていること
上長瀬やな 和亭は、岐阜県揖斐川町・根尾川の自然の中で、夏の限られたシーズンだからこそ味わえる鮎と時間を、これからも大切にお届けしていきます。
「今年の夏は、どこで過ごそうかな?」 そんなふうに考え始めたら、ぜひ一度、根尾川の「やな」に思いを馳せてみてください。
清流の音と炭火の香り、そして焼きたての鮎をご用意して、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。🐟✨

🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃
岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。
📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応
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