こんにちは!岐阜県揖斐川町、清らかな根尾川のほとりにある「上長瀬やな 和亭(なごみてい)」です。
皆さんは、2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことをご存知でしょうか?🎌
「和食が世界に認められたのは知ってるけど、鮎ってそれに関係あるの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いかもしれませんね。実は私たち和亭が日々大切にしている鮎料理と伝統的な「やな漁」は、この和食文化の神髄を体現しているんです。
今日は、魚屋一筋30年のプロの目利きが営む当店だからこそお伝えできる、鮎と和食文化の深い関わりについてお話しします✨
🐟 鮎が「清流の女王」と呼ばれる理由
清流でしか生きられない、自然の証人
鮎は「清流の女王」という美しい別名で呼ばれています。なぜこんな素敵な名前がついたのでしょうか?
それは、鮎が非常にきれいな水でしか生きられない魚だからです。鮎が川を遡上するということは、その川が清らかな証拠なんですね。
当店が位置する根尾川は、地形と水源の恵みによって美しい清流が保たれています。「今年も鮎が戻ってきた!」という声が地域に響く季節、それは同時に「この川の環境が守られている」という喜びでもあるんです。
和食の心「自然の尊重」を体現する存在
ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化の大きな特徴の一つが、**「自然の尊重」**という精神です。
山海の豊かな自然を享受し、季節の移ろいを食材で表現する。これこそが和食の神髄なんですね🍃
鮎はまさにこの精神を最も純粋に体現する食材だと、私たちは考えています。
清流という恵まれた自然環境があってこそ育つ鮎。その鮎を伝統的な方法で捕獲し、旬の美味しさを余すことなくお客様にお届けする。これは単なる料理の提供ではなく、自然との共生を大切にする和食の心そのものなんです。
当店では「最もおいしい状態で魚を食べていただきたい!」という強い思いのもと、30年の経験を持つプロの目利きが厳選した鮎だけをご提供しています。
一年だけの命、だからこそ尊い
鮎には特別な特徴があります。それは一年しか生きないという儚さです💫
春に生まれた稚鮎は、夏に向けてぐんぐん成長し、秋には産卵のために川を下ります。そしてその短い一生を終えるのです。
この一年という限られた時間の中で、鮎は旬の美味しさを凝縮させます。だからこそ、旬を逃さず味わうことが大切なんですね。
「夏の土用といえばウナギ…じゃなくて鮎!?」と地域によっては言われるほど、鮎は季節を告げる風物詩でもあります。季節感を大切にする、これもまた和食の重要な要素なんです。
🎋 伝統漁法「やな」に込められた先人の知恵
天然の魚取り機、その仕組みとは
「やな」という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんね。
「やな」とは、川の流れを巧みに利用した伝統的な漁法のことです。竹を使って川に簗(やな)を設置し、遡上や降下する魚を捕獲する仕組みなんですよ🎣
当店の名前にもある「上長瀬やな」は、まさにこの伝統的な漁法を今に伝える場所。実際に川の流れる音を聞きながら、この伝統の技を目の当たりにできるんです。
電気も機械も使わず、ただ竹と水の流れだけで魚を捕る。これぞ「天然の魚取り機」とも呼べる、先人の知恵の結晶です。
自然の力を活かす日本の伝統技術
「やな」の素晴らしさは、自然の力を最大限に活かしている点にあります。
魚の習性を深く理解し、川の流れを読み、最適な場所に竹を配置する。これには長年の経験と観察眼が必要です。まさに職人技なんですね👨🌾
和食がユネスコに認められた理由の一つに「伝統的な技術の継承」があります。やな漁もまさにこれに当てはまります。
自然を征服するのではなく、自然と共に生きる。自然の恵みを感謝しながらいただく。この精神が、やな漁という形で現代まで受け継がれているんです。
地域の歴史と深く結びついた文化
根尾川には、水と共に生きてきた人々の暮らしにまつわる神話や伝承が数多く残されています📖
「昔から、この川で鮎を捕って生活してきたんだよ」
地元の年配の方からそんなお話を聞くことがあります。鮎とやな漁は、単なる漁業ではなく、この地域の歴史そのものなんですね。
当店では、こうした地域の文化も大切に守りながら、お客様に鮎料理を提供しています。食事を通じて、根尾川の歴史や文化も一緒に味わっていただけたら嬉しいです。
🔥 30年の目利きが選ぶ、最高の鮎
プロの目が見抜く「美味しい鮎」の秘密
「鮎ってどれも同じじゃないの?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は鮎の品質は個体によって大きく異なるんです!
当店を営むのは、魚屋一筋30年のプロ。この長年の経験が、最高の鮎を見極める力になっています👁️✨
美味しい鮎の見分け方にはいくつかポイントがあります。体の色艶、お腹の張り具合、そして何より香り。鮎は「香魚」とも書かれるように、独特の良い香りがするんですよ。
この香りの秘密は、鮎が食べる川苔にあります。清流に育つ良質な苔を食べた鮎は、まるでスイカやキュウリのような爽やかな香りがするんです🥒
素材を極める和食の専門性
和食がユネスコに認められた理由には、料理人の高度な専門技術も含まれています。
素材を見極め、その魅力を最大限に引き出す。これは和食の料理人に求められる重要な能力です。
当店では30年の経験を活かし、鮎の旬と美味しさを深く理解したうえで、最高の状態のものだけを選んでいます。
「オスとメスで味が違うって本当?」というご質問をよくいただきますが、実は違うんです!オスは身が締まって濃厚な味わい、メスは子持ちの時期になると卵の食感も楽しめます。それぞれの魅力を知り尽くしているからこそ、最適な提供方法をご提案できるんですね😊
品質へのこだわりが生む信頼
「鮎が苦手だったのに、ここでは完食しました!」
そんな嬉しいお声をいただくことがあります。これは当店の最大の誇りです🏆
なぜ苦手だった方も美味しく召し上がれるのか?それは、最高品質の鮎を選び、最適な調理法で提供しているからに他なりません。
鮮度はもちろん、その日の気温や湿度まで考慮して調理する。そこまでこだわるからこそ、多くのお客様に信頼していただけるんだと考えています。
🔥 炭火焼に宿る職人の技
「串打ち三年、焼き一生」の世界
当店自慢の炭火焼 鮎コースには、和食の伝統的な技術が凝縮されています🍢
焼き魚の世界には「串打ち三年、焼き一生」という言葉があります。これは、串を打つ技術だけでも三年はかかり、美味しく焼き上げる技術は一生かけて磨き続けるものだという意味です。
鮎を美しく、均等に火が通るように串を打つ。これには熟練の技が必要なんです。串の角度一つで、焼き上がりの美しさも味わいも変わってしまいます。
見た目の美しさも味のうち。これも和食の大切な考え方ですね✨
炭火焼が生み出す「科学の魔法」
「なぜ鮎は炭火で焼くと美味しいの?」
これには科学的な理由があるんです🔬
炭火から出る遠赤外線が、鮎の身を内側からじっくりと加熱します。これにより、外はパリッと香ばしく、中はふっくらジューシーに仕上がるんです。
ガスコンロや電気グリルでは出せない、この絶妙な焼き加減。遠赤外線の魔法とも言える効果が、鮎の旨味を最大限に引き出してくれます。
当店の炭火焼き体験では、この技術を間近でご覧いただけますよ。炎と対話しながら鮎を焼き上げる職人の姿は、まさに和食の神髄を感じられる瞬間です🔥
五感で味わう和食の美学
和食の素晴らしさは、味覚だけでなく五感すべてで楽しめることにあります。
炭火で焼ける鮎の香ばしい香り、パチパチと弾ける音、美しい黄金色の焼き色、そしてもちろん口の中に広がる旨味と食感。
当店の川沿いの座敷では、清流のせせらぎを聞きながら、こうした五感すべてで鮎を味わっていただけます🌊
「ここで食べる鮎は特別美味しい」と言っていただけるのは、こうした環境も含めた総合的な体験があるからかもしれませんね。
🍶 命を余すことなく使い切る和食の知恵
頭から尻尾まで、すべてが美味しい
鮎料理の素晴らしさの一つが、頭から尻尾まですべて食べられることです🐟
和食には、食材を余すことなく使い切る知恵があります。これは「もったいない」という日本の精神とも深く結びついています。
炭火でしっかり焼いた鮎は、頭も骨もすべてパリパリと香ばしく、カルシウムもたっぷり摂取できるんですよ。
「子どもに魚を食べさせたいけど、骨が心配で…」というお母さんも、鮎なら安心。むしろ「骨まで美味しいね!」と喜んで食べてくれるお子さんが多いんです👶
伝統の鮎骨酒で余韻を楽しむ
鮎料理の締めくくりには、ぜひ骨酒を楽しんでいただきたいです🍶
骨酒とは、焼いた鮎の骨を熱燗に入れて飲む、伝統的な楽しみ方。鮎の香ばしさと日本酒の香りが溶け合い、なんとも言えない美味しさなんです。
この骨酒にも、命を大切にする和食の心が表れています。最後の最後まで、鮎の美味しさを堪能できるんですね。
「家でも作れますか?」というご質問をよくいただきますが、もちろん可能です!焼いた鮎をしっかり乾燥させてから熱燗に入れるのがコツ。当店で気に入っていただけたら、ぜひご家庭でも楽しんでみてください。
体に優しい鮎雑炊の秘密
食事の最後に提供する鮎雑炊、実はこれにも深い意味があるんです🍚
鮎には豊富な栄養素が含まれており、特にビタミンB群やミネラルが豊富。夏バテ対策にも最適なんですよ☀️
雑炊として最後にいただくことで、鮎の栄養が溶け出した出汁も余すことなく摂取できます。そして温かい雑炊は消化にも優しく、胃腸を労わってくれるんです。
「お腹いっぱいだと思ったのに、雑炊は別腹で食べられちゃった」そんなお声もよくいただきます。これも鮎雑炊の優しい美味しさゆえでしょうね😊
🏞️ 自然と一体になれる「やな体験」
食べて、学んで、遊べる総合体験
当店の特徴は、鮎料理を味わうだけでなく、**「食べて、学んで、遊べる」**総合的な体験ができることです🎉
夏の風物詩として、やな体験と川遊びを通じて岐阜の自然を満喫していただけます。
実際に川に入って、冷たい清流の心地よさを感じながら、魚が泳ぐ様子を観察する。都会では決して味わえない、贅沢な時間です。
「子どもたちが大喜びでした!」「川遊びの後の鮎料理は格別でした!」そんな嬉しいお声をたくさんいただいています👨👩👧👦
初めてでも安心のサポート体制
「やな体験って難しそう…」「初めてだから不安…」
そんな心配は無用です!当店では初めての方でも安心して楽しんでいただけるよう、丁寧なガイドとサポートをご用意しています📝
スタッフが分かりやすく説明し、安全面にも十分配慮していますので、小さなお子様からご年配の方まで、どなたでも楽しめますよ。
川沿いの散策コースもご用意していますので、川遊びがちょっと…という方も、自然を満喫しながらゆっくりお食事前の時間を過ごしていただけます🚶
地域の祭りやイベントと楽しむ鮎料理
根尾川周辺では、季節ごとに様々な祭りやイベントが開催されます🎊
当店の鮎料理と地元のイベントを組み合わせて楽しむのもおすすめです。地域の文化に触れながら、伝統の味を堪能する。これぞ和食の「地域性」を体験する醍醐味ですね。
「お祭りのついでに寄りました」「鮎を食べに来たら、偶然イベントをやっていてラッキーでした」そんな素敵な出会いも、旅の思い出になるはずです💕
🌟 和亭が大切にしていること
最高品質へのこだわり
私たちが何よりも大切にしているのは、お客様に最もおいしい状態で鮎を召し上がっていただくことです。
そのために、品質が最高の時期に限定して営業しています。2025年度の営業は終了し、2026年度は7月1日からの営業を予定しております📅
「通年営業じゃないの?」と驚かれることもありますが、これは鮎の旬を守るため、そして最高の品質を保証するための当店のポリシーなんです。
限られた期間だからこそ、その時期の鮎は最高に美味しい。この時期を逃さず、ぜひ当店へお越しください!
お客様に寄り添うサービス
当店では、お客様の様々なニーズにお応えできるよう努めています。
大駐車場を完備しており、お車でのアクセスも安心です🚗
PayPayなどのキャッシュレス決済にも対応していますので、便利にご利用いただけます📱
また、団体様のご予約は営業時間外でも対応可能です。ご家族の集まりや会社の懇親会など、特別な日のご利用もぜひご相談ください。
伝統を未来へ繋ぐ使命
私たちは単に鮎料理を提供するだけでなく、この伝統文化を未来へ繋いでいく使命を感じています🌈
お子様にも鮎の美味しさを知ってもらいたい、やな漁の素晴らしさを次世代に伝えたい。そんな思いで日々営業しています。
「子どもの頃に来た思い出があって、今度は自分の子どもを連れてきました」
そんなお客様のお言葉ほど、嬉しいものはありません。世代を超えて愛される場所であり続けたいと思っています。
💝 まとめ:鮎が語る和食の心
ここまで長々とお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
鮎と和食のユネスコ無形文化遺産の関わりについて、少しでも理解を深めていただけたら嬉しいです。
清流でしか生きられない鮎という存在は、自然の尊重という和食の心を体現しています。
伝統的なやな漁は、自然の力を活かす日本の知恵の結晶です。
30年の目利きと職人の技は、素材を極め、その魅力を最大限に引き出す和食の専門性を示しています。
命を余すことなく使い切る調理法は、食材への感謝と持続可能性への配慮を表しています。
そして自然との一体感を味わう体験は、食文化を共有し、次世代へ繋いでいく和食の大切な側面なのです🌸
岐阜県揖斐川町、根尾川のほとりにある「上長瀬やな 和亭」。
私たちは、この小さな場所から、和食という大きな文化の一端を守り、伝え続けています。
2026年7月1日からの営業開始を、スタッフ一同心よりお待ちしております。清流の女王・鮎が奏でる和食の心を、ぜひ当店で体験してください。
皆様のお越しを、心からお待ちしています!✨

🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃
岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。
📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応
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