鮎の内臓は、きちんと火を通したものであれば基本的に食べても大丈夫です。ただし、生焼けや生食には寄生虫のリスクがあるため、専門店や信頼できるお店で、しっかり加熱されたものを楽しむことがとても大切です。
鮎の内臓は食べても大丈夫?まずは結論から 🐟
「鮎の塩焼きって、内臓も食べていいの?なんだか苦そうで、ちょっと怖い…」そんなお声を、上長瀬やな 和亭にもよくいただきます。
結論からお伝えすると、「しっかり加熱された鮎」であれば、内臓まで召し上がっていただいて大丈夫ですし、むしろ”鮎通”の方ほど、このほろ苦い旨味を楽しみにされているほどです。
鮎は川魚としては珍しく、主なエサが「川底の石についたコケ(藻類)」です。これにより、内臓に独特の生臭さが出にくく、寄生虫が蓄積しにくいことが、内臓まで食べられる理由のひとつとされています。
もちろん「絶対に安全」というわけではなく、特に天然鮎の場合は「横川吸虫(よこがわきゅうちゅう)」という寄生虫のリスクも知られているため、生食や生焼けは避けることがとても大切です。
和亭では、魚屋一筋30年の店主が選んだ鮎を、中心までしっかり火が通るよう炭火でじっくり焼き上げ、内臓まで安心してお楽しみいただける状態でお出ししています。
なぜ鮎の内臓は食べられるの?その理由をやさしく解説 🌿
鮎の内臓が「食べても大丈夫」とされる大きな理由は、その食性と生態にあります。
- 鮎は石についたコケ(藻類)を主食とする
- 動物性のエサ(小魚や虫)をあまり食べない
- そのため、内臓に強い臭みや有害物質がたまりにくい
この「コケを食べる」という性質のおかげで、鮎の内臓は他の川魚に比べて、比較的クリーンで食べやすいと言われています。
さらに、鮎は「一年魚」と呼ばれるほど寿命が短く、多くが1年で一生を終えます。短い一生の中で成長するため、ほかの大型魚のように、長年かけて内臓にさまざまなものが蓄積していくリスクも小さいと考えられています。
また、鮎は身だけでなく、頭や骨、内臓まで丸ごと食べることを前提とした料理文化が古くから発展してきました。日本各地で鮎の塩焼きが「頭から尻尾までどうぞ」と出されるのは、その伝統と安心感が背景にあります。
実際のご質問エピソード 😊
和亭に初めてお越しになったお客様から、こんな会話がありました。
お客様「この黒っぽい部分、内臓ですよね?食べても大丈夫なんですか?」
店主「はい、大丈夫ですよ。しっかり焼いてありますから、ぜひ一度かじってみてください。少しほろ苦くて、日本酒にもピッタリなんです。」
恐る恐る一口かじってみたお客様が、「あ、思ったより全然食べやすい!ビールに合う苦みですね」と笑顔になられたのが、とても印象的でした。
「怖いから全部残そう」と思っていた方が、「次からは内臓も楽しみたい」と言ってくださる瞬間は、私たちにとってもとてもうれしい時間です。
内臓が美味しい鮎と、ちょっと注意したい鮎の違い ⚖️
「大丈夫」とはいっても、鮎ならどんな内臓でも美味しく食べられるわけではありません。鮎の種類や状態によって、風味や安全性が変わってきます。
🐟 天然鮎と養殖鮎のちがい
天然鮎
川底のコケを食べて育つため、香りがよく、内臓も含めて味わい深いのが特徴です。その一方で、横川吸虫などの寄生虫が潜んでいる可能性があるため、生食や不十分な加熱は避ける必要があります。
養殖鮎
管理された環境で育てられるため、寄生虫リスクは天然より低いとされています。ただし、配合飼料などを食べている影響で、内臓の苦味が強く感じられたり、香りが弱かったりすることもあります。
スーパーで売られている養殖鮎を自宅で調理すると、「身は美味しいけれど、内臓はちょっと苦くて食べづらい…」という声も多く聞かれます。その場合は、無理に内臓まで食べずに、あらかじめワタ抜きをして塩焼きにすると、お子さまでも食べやすくなります。
内臓を楽しむなら「川」と「焼き」がカギ 🔥
内臓まで美味しく食べられるかどうかは、
- どんな川で育った鮎なのか
- どんな焼き方をしているのか
この2つでほとんど決まると言っても過言ではありません。
和亭のある根尾川は、水の透明度が高く、川底の石に上質なコケが育つことで知られています。そのため、ここで育った鮎は内臓まで香りがよく、「根尾川の鮎は別格だ」と地元の漁師さんも太鼓判を押します。
そこに、炭火の遠赤外線でじっくり焼き上げる職人の技が加わることで、内臓の苦味は角がとれ、香ばしさと旨味がぎゅっと凝縮された一口に変わります。
安全に鮎の内臓を楽しむためのポイント ✅
鮎の内臓を安心して楽しむためには、「寄生虫」と「加熱」の2点を押さえることがとても大切です。
🦠 寄生虫リスクとその対策
天然の鮎には、「横川吸虫」という寄生虫が見つかる場合があります。これは人の小腸に寄生し、腹痛や下痢などを引き起こす可能性がある寄生虫です。
とはいえ、きちんとした温度で十分に加熱すれば死滅させることができるため、塩焼きなどの火を通した料理であれば、過度に恐れる必要はありません。
一般的に寄生虫対策として推奨されるのは、
- 中心温度60℃以上で1分以上の加熱
- またはマイナス20℃以下で24時間以上の冷凍
といった条件です。これは鮎だけでなく、魚介類の寄生虫全般に対して有効な基準として紹介されています。
ただし、ご家庭では「中心温度60℃」を正確に測るのは難しいため、目安としては、
- 身の中心までしっかり白くなっている
- 串を刺したときに透明な汁ではなく、白っぽい汁が少し出る
ぐらいまで、じっくり焼くことをおすすめします。
⚠️ 生食や”レア焼き”は避ける
鮎はその香りのよさから、「刺身で食べてみたい」「半生のほうが美味しそう」と思われる方もいらっしゃいます。ですが、一般家庭での生食は、専門家からもおすすめされていません。
- 天然鮎:寄生虫リスクがあるため、生食は避けるべきとされています。
- 養殖鮎:寄生虫管理はされていますが、家庭での冷凍・解凍や衛生管理のばらつきがあるため、生食はおすすめできません。
和亭でも、お客様に内臓まで安心して楽しんでいただくため、炭火で中までしっかり火を通し、生焼けの状態では決してお出ししません。お客様の目の前で焼き上がりを確かめながら提供するのも、そのためです。
和亭流・鮎の内臓をもっと美味しく楽しむコツ 😋
せっかくなら、「食べて大丈夫かどうか」だけでなく、「どう食べると一番美味しいか」も知っておきたいところですよね。ここでは、和亭おすすめの内臓を含めた鮎の楽しみ方をお伝えします。
🍽️ 食べる順番のおすすめ
鮎の塩焼きを丸ごと楽しむとき、和亭では次のような順番をおすすめしています。
1. まずは頭から一口
炭火で香ばしく焼けた頭は、パリッとした食感とほろ苦さがたまりません。ビールや日本酒とも相性抜群です。
2. 次に背中側の身をほぐして味わう
根尾川育ちの鮎は、身自体の香りも抜群。ふっくらとした食感と、ほのかな甘みを感じていただけます。
3. 最後に、内臓を含むお腹の部分をガブリ
ここが、鮎の”真骨頂”。コケ由来の香りとほろ苦さが口いっぱいに広がり、「あぁ、鮎を食べているなぁ」と感じる瞬間です。
💡 苦味が苦手な方は、身と一緒に少しずつ食べてみてください。最初から内臓だけを狙うより、むしろ食べやすく感じられるはずです。
👨👩👧👦 お子さまや初心者の方には…
「子どもには内臓はちょっと早いかな?」という場合や、「まずは鮎そのものに慣れてほしい」というお客様には、内臓抜きの塩焼きや、食べやすい部位を中心にした提供方法もご提案しています。
小さなお子さま
まずは骨や頭を外し、ふっくらした身の部分だけを。カルシウムやビタミンも豊富で、栄養価の高い川魚として安心して召し上がっていただけます。
初めて鮎を食べる大人の方
1尾目は身を中心に楽しみ、2尾目以降で少しずつ内臓にチャレンジしてみる、という方も多いです。お連れさま同士で「一口交換」しながら楽しまれる光景も、和亭ではよく見られます。
実際のお客様の声 🎤
- 「最初は内臓を残していたのに、最後の1尾は丸ごと食べてしまいました」
- 「ビール好きの夫が、内臓の苦味にハマっていました」
- 「子どもは内臓なし、大人は内臓ありで、それぞれに楽しめました」
こうしたお声をいただくたびに、「鮎の魅力を、根尾川と一緒にお届けできている」と感じています。
まとめ:鮎の内臓は”こわがらず、でも油断せず”が合言葉 🏞️
鮎の内臓は、
- コケを主食とするため臭みが少なく、
- きちんと火を通せば、丸ごと安心して楽しめる部位
です。
一方で、特に天然鮎には寄生虫リスクもあるため、生食や生焼けは避け、信頼できるお店や十分な加熱調理を心がけることが、とても大切です。
和亭では、根尾川の自然に育まれた鮎を、魚屋歴30年の目利きと、炭火焼きの技で、内臓まで美味しく安全に楽しめる一皿に仕上げています。
「鮎の内臓って本当に大丈夫?」と不安な方こそ、ぜひ一度、炭火でしっかり焼き上げた一尾を、川のせせらぎとともに味わってみてください。きっと「ほろ苦いけどクセになる」新しい美味しさに出会っていただけるはずです✨

🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃
岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。
📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応
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