はじめに:なぜ和亭は炭火にこだわるのか🤔
こんにちは!岐阜県揖斐川町の根尾川沿いにある「上長瀬やな 和亭」です。
当店では、お客様に鮎料理をお出しする際、必ず炭火で焼き上げています。「ガスコンロの方が簡単なのに、なぜわざわざ炭火を使うの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、炭火とガス火では、味が全く違うんです💡
その秘密は、科学的に証明されている「遠赤外線の魔法」にあります。今日は、当店が30年以上培ってきた魚屋としての経験と、科学的な視点から、炭火焼の素晴らしさをお伝えしたいと思います。
私たちは「最もおいしい状態で魚を食べていただきたい」という強い思いで、毎日炭火と向き合っています。この記事を読んでいただければ、当店の「炭火焼 鮎コース」が、なぜ多くのお客様に愛されているのか、きっとご理解いただけるはずです😊
炭火が生み出す「遠赤外線の魔法」とは?✨
遠赤外線って何?初心者にもわかる解説
「遠赤外線」と聞くと、難しそうに感じるかもしれませんね。でも、実はとても身近な存在なんです。
遠赤外線は、目に見えない光の一種で、私たちの体を温めてくれるこたつや、冬場に使うストーブからも出ています。太陽の光にも含まれていて、ポカポカと体の芯から温まる感覚、あれが遠赤外線の効果なんですよ☀️
炭火は、この遠赤外線をたっぷりと放出します。普通の火とは違って、食材の表面だけでなく、内部まで熱が優しく届くのが特徴です。
炭火焼で実現する「外パリッ、中ふっくら」の秘密
当店の炭火焼鮎を召し上がったお客様からよく言われるのが、「外側がパリッとしているのに、中はふっくらしていて、今まで食べた鮎と全然違う!」という言葉です。
これこそが、遠赤外線の魔法なんです🎩✨
炭火の遠赤外線は、鮎の身に対して以下のように働きます:
- 表面をしっかり焼き固めて、旨味や水分を閉じ込める
- 同時に内部にもじっくり熱を通す
- 急激な温度変化がないため、タンパク質が固くならない
- 魚本来の水分を保ちながら、ベストな加熱状態を作る
ガスコンロの場合、どうしても表面に集中的に熱が当たってしまいます。すると、外側だけが焦げてしまったり、中まで火を通そうとすると表面が乾燥してパサパサになってしまったりするんです😢
当店で30年間、魚と向き合ってきた経験から言えることは、「炭火なしでは、本当に美味しい鮎は焼けない」ということです。
実際にお客様から届いた声
以前、「鮎が苦手だったのに、ここでは完食しました!」というお客様がいらっしゃいました。
そのお客様は、過去に他の場所で召し上がった鮎が、生臭くて硬かった経験から、鮾が苦手になっていたそうです。でも当店の炭火焼鮎を食べて、「こんなに香ばしくて、柔らかくて、美味しいなんて!」と驚かれていました。
これは、炭火の遠赤外線効果によって、鮎の持つ本来の美味しさが最大限に引き出された結果だと、私たちは確信しています💪
鮎の香りを最大化する炭火の力🌿
「香魚」と呼ばれる鮎の秘密
鮎は「香魚(こうぎょ)」とも呼ばれているのをご存知ですか?
清流で育った鮎は、川底の藻を食べて育ちます。その藻の成分が鮎の体内で変化して、スイカやキュウリに似た独特の爽やかな香りを生み出すんです🍉
この香りこそが、鮎の最大の魅力。だからこそ、調理方法によって、この香りを活かすか殺すかが決まってしまいます。
炭火が香りを引き出すメカニズム
炭火で鮎を焼くと、何とも言えない香ばしい香りが立ち上ってきますよね。あれは単なる「焦げた匂い」ではありません。
炭火が香りを最大化する理由:
- 燻煙効果 – 鮎から滴り落ちた脂が炭の表面で燻されて、その香りが鮎に戻ってくる
- 高温と無臭性 – 炭火は非常に高温でありながら、燃焼時の匂いがほとんどない
- 安定した熱 – 温度が安定しているため、鮎本来の香り成分が壊れにくい
ガスコンロだと、ガス特有の匂いが食材に移ってしまったり、温度調節が難しくて香り成分が飛んでしまったりするんです。
当店のお客様からは、「お店に入った瞬間から、炭火の香りと鮎の香りで幸せな気分になる」というお声をよくいただきます。これも、炭火だからこそ生み出せる空間なんですよ😌
「串打ち三年、焼き一生」職人技の世界🔪
焼き魚の奥深さを知っていますか?
料理の世界には「串打ち三年、焼き一生」という言葉があります。
これは、鮎に串を打つ技術を習得するだけでも三年かかり、完璧に焼き上げる技術は一生をかけても学び続けなければならない、という意味です。
実際、当店のスタッフも、最初は炭火との距離感がつかめず、何度も失敗を繰り返しました。炭火は生き物のようなもので、同じように火を起こしても、その日の天候や湿度、炭の状態によって、熱の伝わり方が変わるんです🔥
炭火焼きに必要な職人の技術
当店が長年培ってきた炭火焼きの技術:
- 串の打ち方 – 鮎が泳いでいるような美しい形を保つための串打ち
- 塩の振り方 – 遠赤外線で塩が溶けて浸透するタイミングを計算した塩加減
- 炭火との距離 – 鮎のサイズや脂の乗りに応じて、最適な距離を調整
- 焼き時間 – 表面の色、音、香りから判断する絶妙なタイミング
- ひっくり返すタイミング – 身が崩れないよう、ベストな瞬間を見極める
これらの技術は、マニュアル化できるものではありません。炭火と鮎に毎日向き合い、何千匹も焼いてきた経験から生まれる「勘」なんです。
お客様に「頭から尻尾まで食べられる」ほどの完璧な鮎をお出しできるのは、この職人技があってこそ。私たちは今日も、炭火の前で真剣勝負を続けています💪
根尾川の清流と伝統漁法「やな」🏞️
鮎が上る川は「綺麗な証拠」
当店が位置する根尾川は、岐阜県が誇る美しい清流です。
鮎は「清流の女王」と呼ばれ、水質にとても敏感な魚。鮎が遡上してくる川は、それだけで水が綺麗な証拠なんです✨
根尾川の水は、地形と水源の恵みによって、透明度が高く、ミネラルが豊富。この環境で育った鮎だからこそ、炭火焼にしたときに、雑味のない上品な味わいが楽しめます。
もし鮎の品質が良くなければ、どんなに炭火で丁寧に焼いても、臭みや雑味が出てしまいます。最高の食材があってこそ、炭火の力が最大限に発揮されるんですね。
伝統漁法「やな」が守る文化
当店では、川の流れを利用した伝統漁法「やな」で鮎を獲っています。
「やな」は、**竹だけでできる”天然の魚取り機”**とも呼ばれる、昔ながらの知恵が詰まった漁法です。川の流れに逆らわず、鮎が自然に遡上してくるところを優しく受け止めます🎋
この伝統漁法で獲れた新鮮な鮎を、その場で炭火で焼いて食べる。これは、岐阜の鮎文化として、何百年も続いてきた営みなんです。
ガスコンロがない時代から、人々は焚き火や炭火で鮎を焼いてきました。つまり、炭火焼こそが、鮎の本来の味わい方だと言えます。私たちは、その伝統を守り続けているんです😊
五感で楽しむ炭火焼き体験👀👂👃👅✋
目の前で焼き上がる「ライブ感」
当店では、お客様の目の前で鮎を炭火で焼き上げる「炭火焼き体験」をお楽しみいただけます。
これは、ただ美味しいものを食べるだけではなく、五感全てで鮎を味わっていただきたいという私たちの思いからです。
五感で楽しむ炭火焼体験:
- 視覚 – 赤々と燃える炭の熱、串に刺さった鮎が黄金色に焼けていく様子
- 聴覚 – パチパチと炭が弾ける音、鮎の脂が滴り落ちるジュッという音
- 嗅覚 – 炭火の香ばしい香り、鮎特有の爽やかな香り
- 触覚 – 炭火から伝わるほんのりとした温かさ、夏の川辺の心地よい風
- 味覚 – 外はパリッ、中はふっくらの理想的な食感と、凝縮された旨味
これは、ガスコンロでは絶対に体験できない、炭火ならではの魅力です🔥✨
「やなで鮎を獲って、炭火で焼いて、川のせせらぎを聞きながら食べる」という一連の体験は、お客様の心に深く残る思い出になると信じています。
「まるごと」味わう和食の知恵
当店の炭火焼鮎は、頭から尻尾まで全部食べられるほどの完成度を目指しています。
特に、鮎のヒレや尾びれは、炭火でパリパリに焼き上げると、まるでせんべいのような食感になって、とても美味しいんですよ!これは、遠赤外線がヒレの薄い部分まで均一に熱を通してくれるからこそ実現できる食べ方です。
命をいただく感謝の気持ちを込めて、余すところなく全てをいただく。これは、日本の和食文化が大切にしてきた精神でもあります🙏
お食事の最後には、鮎雑炊もお楽しみください。炭火で焼いた鮎の旨味が溶け込んだお出汁は、胃に優しく、心も体も満たしてくれます。
30年の目利きが保証する品質🎖️
魚屋一筋30年の経験
当店を始めたきっかけは、「最もおいしい状態で魚を食べていただきたい」という強い思いからでした。
私たちは、魚屋として30年以上、毎日魚と向き合ってきました。その中で培った目利きの技術は、当店の最大の強みです👀
鮎は、獲れた時期や川の状態、サイズによって、脂の乗り方や身の締まり具合が全く違います。その日の鮎の状態を見極めて、最適な焼き方を選ぶ。これができるのは、長年の経験があるからこそです。
お客様の声が証明する品質
「鮎が苦手だったのに、ここでは完食しました!」
このお客様の声は、私たちにとって何よりの宝物です💎
他にも、「こんなに美味しい鮎は初めて」「都会の料亭で食べた鮎より美味しい」「毎年必ず来ています」といった嬉しいお言葉を、たくさんいただいています。
これらの声は、私たちが提供する炭火焼鮎の品質が、確かなものであることの証明です。最高の素材を選び、最高の技術で焼き上げる。この一貫した姿勢が、お客様からの信頼につながっていると感じています😊
季節限定だからこその価値⏰
旬の鮎だけをお届けする理由
当店は、鮎が最も美味しい時期に合わせて営業しています。
2025年度の営業は終了し、2026年度の営業は7月1日からを予定しております📅
「一年中営業してくれたらいいのに」というお声もいただきますが、私たちは「最高の状態の鮎をお客様にお届けする」ことを最優先に考えています。
旬を外れた鮎は、脂の乗りが悪かったり、身が痩せていたり、香りが弱かったりします。どんなに炭火で丁寧に焼いても、素材が最高でなければ、本当に美味しい鮎料理はできません。
だからこそ、季節限定。その分、営業期間中は、最高品質の鮎と炭火焼きを、自信を持ってお届けしています💪
予約をおすすめする理由
旬の時期は、多くのお客様にお越しいただくため、特に週末は混雑します。
当店では、お客様一組一組に、じっくりと炭火で焼き上げた鮎をお出ししたいと考えています。そのため、ご予約をいただくことで、確実にお席をご用意し、お待たせすることなく、最高の状態でお料理をお楽しみいただけます。
来年の夏、ぜひ当店の「炭火焼 鮎コース」で、根尾川の恵みと、炭火の魔法を体験してください。スタッフ一同、心よりお待ちしております🙇♂️
まとめ:炭火とガス火の決定的な違い🎯
最後に、炭火とガス火の味の違いを、わかりやすくまとめてみましょう。
熱の質が違う
炭火は遠赤外線をたっぷり放出します。これは、太陽の光のように、食材の芯まで優しく熱を届ける力があります☀️
一方、ガス火は主に表面的な熱で、食材の外側だけが加熱されやすい特徴があります。
香りが違う
炭火は燃焼時に匂いがほとんどなく、むしろ鮎本来の香りを引き立てます。燻煙効果で、香ばしさも加わります。
ガス火は、ガス特有の匂いが食材に移ってしまうことがあります。
食感が違う
炭火の遠赤外線効果で、「外パリッ、中ふっくら」という理想的な食感が実現します。
ガス火では、この絶妙なバランスを作るのが難しいのです。
体験の質が違う
炭火は、五感全てを刺激する「ライブ感」のある体験を提供します。
ガス火は、便利ですが、その特別な体験は得られません。
まるで、太陽の光と蛍光灯の光の違いのようなものだと、私たちは考えています💡
ガス火は便利で手軽ですが、炭火は食材の持つ本当の美味しさを引き出す力があります。特に、鮎のような繊細な食材には、炭火が不可欠なんです。
おわりに:来年の夏、お待ちしています🌺
いかがでしたか?
炭火とガス火の違い、そして当店が炭火にこだわる理由を、少しでもご理解いただけたら嬉しいです。
私たち「上長瀬やな 和亭」は、これからも、根尾川の清流が育んだ最高の鮎を、30年の経験で培った目利きで選び、炭火の遠赤外線の魔法で焼き上げて、お客様にお届けしてまいります🔥
2026年7月1日からの営業開始を、スタッフ一同、楽しみにしております。
来年の夏、根尾川のせせらぎを聞きながら、炭火でじっくり焼き上げた鮎を、ぜひ味わいにいらしてください。頭から尻尾まで、心を込めて焼き上げた鮎が、きっとあなたの心に残る思い出になるはずです✨
炭火の前で、お客様のお越しをお待ちしております😊🎋

🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃
岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。
📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応
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