やなと旅人の歴史は、川の恵みを分かち合い、人と自然が寄り添って生きてきた物語そのものです。
ここでは、岐阜県揖斐川町・根尾川のほとりにある「上長瀬やな 和亭(なごみてい)」から見た、「やなと旅人の歴史」を、私たちのお店目線でお届けします😊
やなと旅の原点:川をさかのぼる記憶 🚶♂️🌊
「やな」は、川を流れる魚をとらえるために、竹や木で川の流れをせき止めるように組まれた、昔ながらの漁の仕組みです。
いまのように車も電車もなかった時代、川は「道」であり、やなはその道の途中にある「宿場町」のような存在でした。
昔の旅人は、川沿いを歩きながら、あるいは舟で移動しながら、やなが見えてくると「今日はここで一息つこうか」と腰を下ろしたと言われています。炭火で焼かれる鮎の香り、川面を渡る風、そして地元の人とのささやかな会話。それは、長い旅の疲れを癒やす、ささやかなごちそうでした😊
今でこそ、カーナビで「上長瀬やな 和亭」と検索して来てくださるお客様がほとんどですが、「川沿いにあって、ふらりと立ち寄れる場所」というやなの本質は、昔からあまり変わっていないのかもしれません。
ふと足を止めたくなる、そんな”旅の途中のオアシス”でありたいと、私たちは思っています🍃
根尾川と旅人が出会う場所としての「やな」 🏞️✨
岐阜県揖斐川町を流れる根尾川は、「清流の女王」と呼ばれる鮎が育つほどの、美しい水質を持つ川です。
鮎はきれいな水でしか育たない魚と言われており、その川に「やな」があるということは、昔から根尾川が恵み豊かな川だった証でもあります🐟
かつての旅人たちは、 「山あいを抜けたら、冷たい川の水で顔を洗おう」 「やなが見えたら、焼きたての鮎を食べよう」 そんなふうに、根尾川との出会いを旅の楽しみの一つにしてきたはずです。
上長瀬やな 和亭の周辺には、いまでも昔の旅の名残を感じさせる風景が残っています。
- 川の流れに沿ってゆるやかに続く山道
- 川霧が立ちのぼる早朝の景色
- 夕暮れどき、山の端に沈む太陽と川面の反射
こうした景色を見ていると、「あぁ、ここは昔から旅人を迎えてきた場所なんだな」と、しみじみ感じる瞬間があります🍃
やなで休む旅人たち:昔も今も変わらない”寄り道”文化 🐟🍽️
昔の旅人は、現在のように「観光地としての目的地」に向かうというよりも、「道中を楽しむ」ことそのものが旅でした。
やなは、そんな道中の楽しみを支える重要な存在で、「休む・食べる・情報を得る」の三つが同時に叶う場所でもありました。
やなが果たしていた三つの役割
- 体を休める「休憩所」
- 川の恵みを味わう「食事処」
- 地元の話や道案内を聞ける「情報交換の場」
たとえば、昔の旅人同士がやなで出会うと、こんな会話が交わされていたかもしれません。
旅人A「この先の峠道はきついと聞いたが、本当かい?」 旅人B「昨日通ってきたが、思ったより歩きやすかったよ。ただ、夕立が来やすいから早めに出た方がいいね」
そして、その会話の横で、地元の人が炭火で鮎を焼きながら、 「今日は川の水が澄んでいるから、身が締まっていてうまいよ」 と、自然と旅と食をつなぐ言葉を添えるのです😊
現代の上長瀬やな 和亭でも、少し形を変えながら同じことが起きています。遠方から来られたお客様同士が、隣の席で「どこから来られたんですか?」と話し始め、気づけば帰り際には「このあとどこに寄るといいか」「来年はいつ頃が一番おすすめか」など、旅の話で盛り上がっています。
やなは、単に鮎を食べる場所ではなく、「人と人、人と川、人と土地」がつながるハブのような存在なのです🌉
旅人が愛した鮎料理:一汁一魚のぜいたく物語 🍚🔥
昔の旅人にとって、やなで食べる鮎は、まさに”旅のご褒美”でした。
保存食中心の旅のなかで、その場で焼き上げた川魚を熱々のまま食べられる機会は、そう多くはなかったはずです。
鮎の塩焼きは、シンプルな料理に見えて、実はとても奥深い世界です🐟
当店でも、魚屋一筋30年の店主が、一本一本、鮎の状態を見ながら串打ち・塩加減・火との距離を調整しています。
- 鮎の大きさ
- 脂の乗り具合
- その日の湿度や風の強さ
これらによって、炭火の強さや焼き時間を変えています。昔のやなでも、旅人を迎える地元の人たちは、同じように経験と勘で火をあやつり、最高の一瞬を見極めて鮎を焼き上げていたことでしょう🔥
あるご年配のお客様が、こんな言葉を残してくださいました。
「若いころ、荷物を背負ってこのあたりを歩いたときにも、やなで鮎を食べたんですよ。そのときと同じ香りがしてね、思わず胸が熱くなりました。」
旅人の記憶の中には、「風景」だけでなく「香り」「音」「味」も深く刻まれています。炭火のパチパチという音、焼けた皮から立ち上る香り、かじった瞬間のふっくらとした身。それらが一つになって、「あの旅の一日」として記憶されていくのだと感じます😊
やなと旅の安全:川は「危険」と「恵み」の両面を持つ存在 🌧️⚠️
旅人に恵みを与えてくれる一方で、川はときに厳しい表情も見せます。
大雨で増水した川は、渡ることも、近づくことも危険になりますし、昔の旅人は「川の機嫌」によって予定を変えざるをえませんでした。
やなは、そんな川の状態を教えてくれる「天然のバロメーター」でもあります。水位が上がればやなの上を水がかぶり、鮎の入り方も変わります。その様子を見て、地元の人は「今日はこれ以上上流に行かないほうがいい」と旅人に伝えていたことでしょう。
現代の上長瀬やな 和亭でも、天候や水位によって営業や川遊びの内容を変更することがあります。「無理をしない」「安全を最優先にする」という考え方は、昔も今も変わりません。
川の恵みをいただくからこそ、川を敬い、その力を正しく恐れる。それが、やなを支えてきた地域の知恵であり、旅人を守ってきた「見えないおもてなし」だと感じています🍃
近代の旅人とやなの再会:観光から”体験”の時代へ 🎒📸
時代が進み、車や電車で一気に遠くまで移動できるようになると、旅のスタイルも大きく変わりました。
「どれだけ多くの観光地を巡れるか」が重視される時代には、やなのような素朴な川の風景は、一瞬、脚光を浴びにくくなった時期もあります。
しかし今、もう一度、やなの価値が見直され始めています。その理由のひとつが、「体験価値」です。
- 川の中に足を入れて、冷たさを感じる
- 目の前で鮎が焼き上がる様子を眺める
- 香りを楽しみながら、頭から尻尾まで丸ごと味わう
こうした五感をフルに使う体験は、写真や動画では味わいきれないものです📷
上長瀬やな 和亭にも、最近は次のようなお客様が増えています。
- 「子どもに本物の川を見せてあげたくて来ました」というご家族
- 「都会の友人に、岐阜らしい体験をさせたい」と案内してくださる地元の方
- 「若いころに来た思い出の場所に、今度は孫を連れてきました」という三世代ご家族
皆さまのストーリーを伺うたびに、「やなは、旅人の人生の節目に寄り添う場所でもある」と感じます😊
旅人が語り継ぐ「やな」の物語:記憶が観光ガイドになる時代 📖✨
昔の旅人は、やなでの体験を「口伝え」で次の旅人に伝えていました。「この川沿いにいいやながあるぞ」「鮎がうまいから寄っていけ」といった情報が、人から人へと渡っていったのです。
今は、その役割を口コミサイトやSNS、ブログが担っています。上長瀬やな 和亭でも、「鮎が苦手だったのに、ここでは完食できました」「頭から尻尾まで食べられることに驚きました」といったお声をたくさんいただいています🐟
これらは、昔で言うところの「旅籠の評判話」にも似た存在です。
- 「炭火の香りが忘れられない」
- 「川の音を聞きながら食べる鮎は、同じ料理でも別物」
- 「お店の人が、川の話や鮎の話を丁寧に教えてくれて楽しかった」
こうした感想は、単なるグルメレビューではなく、「旅の一場面」を共有する行為でもあります。誰かの旅の記憶が、別の誰かの旅のきっかけになる。そんな連鎖のなかで、「やなと旅人の歴史」は、今も静かに続いているのだと思います📚
上長瀬やな 和亭が守りたい、これからの”やなと旅人”のかたち 🌿🚗
私たち上長瀬やな 和亭は、魚屋一筋30年の目利きが選んだ鮎と、根尾川の清流という舞台を活かしながら、「昔ながらのやな」と「現代の旅人」が自然と出会える場づくりを大切にしています。
これからの時代、旅のスタイルはさらに多様化していくでしょう。
- 仕事の合間に短い休暇をとるワーケーション
- SNSで見つけた風景を頼りにする”感性重視”の旅
- 子どもに自然を体験させる「学びの旅」
どんな形であれ、その旅の途中で「根尾川を見てみたい」「鮎を食べてみたい」と思っていただけたなら、それは私たちにとって何よりの喜びです😊
やなと旅人の歴史は、過去の物語で終わるものではありません。今日、誰かが車を走らせて和亭に向かっているその瞬間にも、新しい一頁が静かに紡がれています。
川のせせらぎをBGMに、炭火焼きの鮎を頬張りながら、ふと顔を上げて山と空を眺める。その一瞬こそが、「やなと旅人」が今も生きている証だと、私たちは信じています🌊🐟

🍃**上長瀬やな 和亭(なごみてい)**🍃
岐阜・根尾川の自然に囲まれた「やな」で、旬の鮎を炭火で。
魚屋一筋30年の目利きが選ぶ、極上の鮎料理をぜひご堪能ください。
📍岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬720
📞 ご予約・お問い合わせ:0585-55-2630
🕒 営業時間: 11:00~ 17:00 ラストオーダー16:30
🚗 大型駐車場完備 / PayPay対応
📲 公式LINE・Instagramで最新情報&お得なクーポン配信中!
👉 LINE:https://line.me/R/ti/p/@792nmhws
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